- 2025/04/01 07:05
レギュラーシーズンも折り返しを迎えたメジャーリーグ。世界中のベースボールファンが、贔屓球団の戦いに悲喜こもごもの思いを抱いているはずだ。この記事では、厳しいメジャーリーグの世界で奮闘し、各カテゴリーをリーグトップの成績で折り返したトップランナーたちをおさらいする。今回は「ア・リーグ投手部門」編だ。
ヤンキースのマックス・フリードがリーグ最多の「11勝」をあげ前半戦をフィニッシュ。フリードは昨オフにブレーブスをFAとなり、サウスポーとしてはメジャー史上最高額となる8年2億1800万ドル(約331億円)でヤンキースに加入した実力派だ。
開幕から11試合連続で自責点を2点以下に抑えるなど、期待通りの活躍を見せるフリード。6月25日(日本時間26日)のレッズ戦では7回1失点で10勝をマークし、二桁勝利にメジャー最速で到達した。防御率2.43はリーグ5位タイ、122.0イニングはリーグ2位と、支配的なピッチングで名門球団を支えている。
防御率は、レッドソックスのギャレット・クローシェとタイガースのタリック・スクーバルが「2.23」で同率トップとなった。クローシェは昨オフにホワイトソックスからトレードで加入した左腕。7月12日(同13日)のレイズ戦ではキャリア初完封を達成した。
クローシェはイニング数(129.1)と奪三振数(160)でもリーグ1位にランクイン。威力のあるフォーシームと得意のカッターを組み合わせ、31.2%と高い奪三振割合を叩き出している。すでに6年1億7000万ドル(約255億円)で契約を延長するなど、レッドソックスの未来を託されているプレイヤーのひとりなのだ。
スクーバルは昨シーズンのサイ・ヤング賞投手だ。18勝をあげた昨シーズンの勢いそのままに、開幕から圧倒的なピッチングを披露。5月25日(同26日)のガーディアンズ戦ではキャリア初完封を、94球の「マダックス」で達成した。投手本来の実力を反映する「FIP」では、両リーグトップの2.02をマークしている。
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ア・リーグの最多セーブは、ロイヤルズのカルロス・エステベスとアストロズのジョシュ・ヘイダーがともに「25セーブ」でトップを分け合った。エステベスは昨オフにフィリーズからFAで加入。6月18日(同19日)のカージナルス戦で通算100セーブに到達するなど、新天地でもその役割を全うしている。
ヘイダーは2023年オフにパドレスをFAとなり、アストロズと5年9500万ドル(約140億円)の大型契約を交わした左腕。これは、リリーフ投手としてはメッツのエドウィン・ディアスに次ぐ史上2番目の高額契約だった。
開幕から抜群の安定感を誇り、セーブ・シチュエーションでは颯爽と打者をなぎ倒す。6月27日(同28日)のカブス戦では球団新記録となる22試合連続でセーブに成功した。後半戦も調子を維持できれば、自身2度目となる最多セーブも射程圏内だ。