アスレチックスがルイス・ウリアスを獲得へ WBCでは佐々木朗希から3ランホームラン

タティスjr.、アダメスらと競った元トッププロスペクト 

 2月17日(日本時間18日)、FAのルイス・ウリアスがアスレチックスと契約したことがわかった。『MLB.com』のマーティン・ガイエゴス記者によると、アスレチックスのクラブハウス内にウリアスのロッカーが新設されたという。

 ウリアスは2018年にパドレスでメジャーデビューした内野手で、球団内3位(全体23位)にランクインしたことのある元トッププロスペクトだ。しかし、ウリアスのメジャー生活には常に強力なライバルが存在した。

 メジャー2年目の2019年には、フェルナンド・タティスJr.がメジャーに昇格。ウリアスは遊撃手のポジションを奪われる形でマイナーに降格した。メジャーに再昇格後は二塁のスタメンやタティスのバックアップとしてチームに帯同したが、シーズン終了後にトレードでブルワーズに移籍する。

 新天地では遊撃のレギュラー候補として期待されたが、深刻なスランプに陥る。翌シーズン途中にはウィリー・アダメスが加入し、20本塁打を放つ活躍をみせた。アダメスにポジションを譲ったウリアスは三塁としての起用が増えていった。

WBCで佐々木朗希からホームラン 

 2021年は150試合に出場。23本塁打、75打点、OPS.790をマークするなど、キャリアハイのシーズンを過ごした。2023年のWBCではメキシコ代表として参戦したウリアス。準決勝の日本戦では佐々木朗希(ドジャース傘下)から先制の3ランホームランを放つ活躍をみせた。

 23年途中にトレードでレッドソックスに移籍。8月17日(同18日)から19日(同20日)にかけて、「2打席連続満塁本塁打」という珍記録を達成した。昨シーズンはマリナーズで41試合に出場し、4本塁打、16打点、OPS.697だった。

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三塁、遊撃でチャンスあり 

 アスレチックスは今シーズン、遊撃にジェイコブ・ウィルソンを起用する方針だ。ウィルソンは2023年のドラフト1巡目(全体6位)でプロ入りし、球団内1位の評価を得たトッププロスペクト。昨年にメジャーに初昇格し、今年はさらに多くの出番が与えられるだろう。

 三塁は新加入のジオ・ウルシェラが筆頭候補となる。昨シーズンはタイガースとブレーブスでプレーした。過去2年で三塁で147試合に出場し、DRSは「6」。平均を上回る守備力を持つ一方で打撃に難があり、昨シーズンのOPSは.647。通算でも.729にとどまる。

 ウリアスはウルシェラと似たタイプの内野手であり、今後のパフォーマンス次第で開幕サードを掴むことも可能。また、ウィルソンのバックアップとしても貴重な存在となるはずだ。元トッププロスペクトの底力に注目が集まる。