【速報】ブルージェイズ、ゲレーロJr.との契約延長を断念 シーズン終了後にビシェットと〝W退団〟も

金額面の折り合いつかず

 2月18日(日本時間同日)、ブルージェイズがブラディミール・ゲレーロJr.との契約延長を断念したことが明らかになった。米メディア『CBS』によると、春季キャンプがおこなわれるフロリダ州ダニーデンでゲレーロJr.が報道陣に明かしたという。

 ゲレーロJr.は今シーズン終了後にFAとなる。チームはゲレーロJr.との契約延長を目指し3億4000万ドル(約517億円)のオファーを提示したが、金額面での折り合いがつかずに交渉は難航していた。一部報道によると、ゲレーロJr.側は5億ドル規模の契約を求めていたという。また、ゲレーロJr.は交渉の期限を春季キャンプの初日、つまり18日に設定していた。

FAでフアン・ソトに匹敵する契約も

 メジャー初昇格を果たした2019年に、球団史上最年少記録となる20歳59日でのプロ第1号アーチを放ったゲレーロJr.。その後瞬く間にチームの中心選手に成長し、昨シーズンまで4年連続でオールスターに選出された。2021年は48本塁打で本塁打王を獲得。48本塁打は、球団では2010年のホセ・バティスタに次ぐシーズン歴代2位に該当する。通算6シーズンで160本塁打、507打点、OPS.863。

 このオフ、フアン・ソトはFAとしてメッツと15年7億6500万ドル(約1160億円)という歴史的契約を結んだ。ゲレーロJr.は、来月にはソトと同じく26歳になる。抜群のパフォーマンスと若さを考えると、ソトに匹敵する契約年数、またはAAV(平均年俸)を手にする可能性は十分にある。

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「ブルージェイズはほかの29球団と競うしかないだろう」

 ブルージェイズの退団が確定したわけではない。ゲレーロJr.が思い直し、シーズン中にチームとの交渉に応じる可能性もある。もちろん、FAとなったうえで再契約を結ぶかもしれない。『CBS』によると、ゲレーロJr.は報道陣に対して「(自分を引き留めたければ)ブルージェイズはほかの29球団と競うしかないだろう」と話している。

ボー・ビシェットとの〝W退団〟が現実的に

 ゲレーロJr.だけではない。ブルージェイズで不動の遊撃手として活躍するボー・ビシェットも今シーズンにFAとなる。ビシェットに関しては現時点で契約延長についての話し合いはおこなわれていない。

 昨シーズンは3度にわたり故障者リストに入るなど、苦難の日々を過ごしたビシェット。しかし2021年から2シーズンにかけてリーグ最多安打をマークした打撃を武器にチームを支えてきた。ゲレーロJr.とビシェットが同時に退団するとなれば、チームの弱体化は避けられないだろう。

 次なるオフシーズンの主役は、ゲレーロJr.となりそうだ――