ダイヤモンドバックスのエウヘニオ・スアレスがメジャー19人目の「1試合4本塁打」 メジャー本塁打王に急浮上

メジャー19人目の「1試合4本塁打」

 4月26日(日本時間27日)、ダイヤモンドバックスのエウヘニオ・スアレスがブレーブス戦に出場し、メジャー史上19人目となる「1試合4本塁打」を達成した。前回の達成者は同じくダイヤモンドバックスに所属していたJ.D・マルティネス(現FA)で、2017年9月4日(同5日)のドジャース戦でマークした。

 まずは2回ウラの第一打席、ブレーブスのグラント・ホームズが投じた初球を左中間スタンドに放り込んだ。4回ウラの第二打席は、フルカウントからホームズの高めのフォーシームを振り抜き左中間スタンドに。6回ウラの第三打席は再びホームズの初球を捉え、この日3本目のホームラン。そして1点のビハインドで迎えた9回ウラ、ブレーブスのライセル・イグレシアスの甘く入ったフォーシームを引っ張り、4発目を左翼スタンドに叩き込んだ。

 スアレスは昨シーズン、30本塁打と100打点をクリアした強打の三塁手。今シーズンも三塁のレギュラーとして起用され、4月1日(同2日)のヤンキース戦では満塁ホームランを放ち「開幕から放った5本のヒットがすべてホームラン」という珍しい記録も達成した。前日までOPS.690、wRC+は90と平均前後のパフォーマンスに終始していたスアレスだが、この日の4発でOPSは.870まで急上昇した。

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大記録達成もチームは惜敗……

 かつてはルー・ゲーリック(当時ヤンキース)やウィリー・メイズ(当時ジャイアンツ)といった歴史的大打者も記録した「1試合4本塁打」。この快挙に華を添えたいところだが、チームは延長戦の末に敗戦。米メディア「USA Today」のボブ・ナイチンゲール記者によると、ひとりの打者が4本塁打を放ちながらも試合に敗れたのはメジャー史上2例目。1例目は1986年のブレーブス。その年の7月6日(同7日)におこなわれたエクスポズ(現ナショナルズ)戦でボブ・ホーナーが4発を放ちつつも敗れている。

 また、スアレスはこの日の4本塁打によってシーズン10号に到達。アーロン・ジャッジ(ヤンキース)、タイラー・ソーダーストロム(アスレチックス)らを抜き去り、本塁打数でメジャートップに浮上した。