パドレスが球団史上2位の「1試合21点」 スティーブン・コレックが完封勝利で「136年ぶり」快挙

5月10日(日本時間11日)

パドレス21-0ロッキーズ(試合終了)

@クアーズ・フィールド

完封試合では史上2位の得点差

 パドレスがロッキーズ戦で規格外の完封勝利を収めた。パドレスは初回から、ギャビン・シーツの第5号2ランなどで5点を奪う猛攻。2回、3回にも1点ずつを加え、4回にはジェイソン・ヘイワードの一発を含む8安打で8点を追加した。ロッキーズのブラッドリー・ブレイロックは集中砲火をくらい、4回途中12失点でマウンドを降りた。

 パドレス打線は止まらなかった。5回にはフェルナンド・タティス・ジュニアの第9号3ランなどで4点を追加。6回と8回にも得点を重ね、最終スコアは21対0となった。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、「完封試合における得点数」としてはメジャー史上2位タイの記録だという。メジャー記録は、1975年9月16日のパイレーツ、2004年8月31日のインディアンズ(現ガーディアンズ)が記録した「22点」だ。

「20得点以上+先発投手が完封」は136年ぶり

 1試合における得点数は球団史上歴代2位。球団記録は2021年7月16日のナショナルズ戦で記録した「24点」だ。また、同ナショナルズ戦のスコアは24対8で「勝ち試合での得点差」としても球団記録だった。この日の「21点差」による勝利は同記録を更新するフランチャイズ・レコードとなった。また、8人の打者が複数安打を記録したのも球団史上初のできごとだった。

 パドレスの先発はスティーブン・コレック。メジャー2年目の右腕にとってこれがキャリア2度目の先発だったが、自軍の大量援護で勢いづき完封勝利を記録。9回を7奪三振無失点、与えた四球はわずかに2つのみだった。全104球のうち約半分がフォーシームを占め、左打者にはチェンジアップ、右打者にはシンカーを有効的に投げ分けた。

 米データ会社「オプタ・スタッツ」によると、20得点以上を記録しながら先発投手が9イニングを投げきり完封勝利を達成したのは、シンシナティ・レッドストッキングス(現レッズ)が1889年8月10日のボルチモア・オリオールズ戦で記録して以来、およそ136年ぶりの快挙だという。

 ロッキーズは8連敗。開幕からここまでメジャーワーストの勝率.154を記録し、5月に入ってからの9試合で85失点を記録するなど行き詰まっている状態だ。