- 2025/03/21 20:27
ドジャースのマックス・マンシー、「メガネ」かけて打撃復調 メガネ前後の打撃成績を比べてみた
4月末からメガネをかけてプレー
ドジャースのマックス・マンシーが完全に復調した。5月17日(日本時間18日)のエンジェルス戦に「5番・三塁」で出場したマンシーは、5打数1安打1打点を記録。これで14日(同15日)のアスレチックス戦から4試合連続安打とした。今シーズンは開幕から不振にあえぎ、3・4月は0本塁打、打率.194だったマンシー。転機が訪れたのは4月30日(同1日)のマーリンズ戦。相手先発のカル・クアントリルからお目覚めの第1号ホームランを放った。
きっかけとなったのは「メガネ」だ。マンシーは同試合から、黒縁の乱視用メガネを着用している。カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のジャック・ハリス記者によると、マンシーの視力は「2.0」に相当するほど優れている一方で、右目に若干の乱視があるという。左打者のマンシーは右目を前にしてバッターボックスに立つため、メガネをかけてみたわけだ。
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メガネ前後の成績比較
〝メガネデビュー〟を果たしたマンシーは完全に息を吹き返す。メガネを着用する前と、着用後の成績を比べてみよう。開幕から4月29日(同30日)まで、マンシーはメガネをかけずに試合に出場。105打席に立ち、0本塁打、OSP.531、wRC+は60で平均を大きく下回っていた。また、三振割合(K%)は32.4%にまで上昇している。メガネをかけはじめた30日(同1日)から昨日のエンジェルス戦までで60打席に立ち、3本塁打、OSP.963、wRC+165。三振割合も18.3%にまで改善している。
メガネで思い出すのが、ドジャースのキケ・ヘルナンデスだ。〝キケ〟の愛称で親しまれるチームのムードメーカーは、昨シーズンの前半戦は213打席でOPS.557、wRC+59と不振がつづいた。しかし、オールスターの直前となる7月のタイガース戦でメガネを着用したところ、打撃が見事に復調。後半戦は180打席でOPS.765、wRC+112をマークし、プレーオフでも地区シリーズ、リーグ優勝決定シリーズで本塁打を放つ活躍をみせたのだ。マンシーも、ヘルナンデスのアドバイスをきっかけにメガネをかけはじめたという。
5月15日(同16日)には、球団史上歴代8位となるドジャース通算193本塁打を放ったマンシー。強打者の復活で、ワールドシリーズ連覇も〝視界良好〟となったわけだ。