- 2025/06/06 08:47
ソトとのトレードでパドレスから加入
現在、ナ・リーグ東地区で4位につけるナショナルズ。2019年に球団史上初の世界一を達成して以降は4年連続で地区最下位に低迷し、現在は再建プロセスの真っ只中にある。
再建期のチームらしく、若手を中心とした戦力構成がナショナルズの特徴だ。特に注目すべきは、マッケンジー・ゴア、ジェームズ・ウッド、CJ・エイブラムス。彼らは皆、フアン・ソトを中心とする大型トレードのパッケージとして2022年途中にパドレスから加入したプレーヤーたちなのだ。
ソトと言えば、昨オフに15年7億6500万ドル(約1147億円)の巨額契約でメッツに加入したスーパースター。ナショナルズ在籍時の2022年には、再建を目指すチーム方針に伴い、シーズン途中にパドレスへトレードされた。その見返りとして、ゴア、ウッド、エイブラムスらプロスペクト5名がナショナルズに移籍した経緯がある。
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エース、スラッガー、スピードスターに成長
ゴアは昨シーズン、自身初の二桁勝利をマーク。開幕投手としてスタートした今シーズンはここまで11試合に登板し2勝をあげている。フォーシームとカーブの緩急で打者から空振りを奪い、メジャー最多の93奪三振を記録。奪三振割合も36.2%で、堂々のメジャートップだ。
ウッドはナショナルズの未来を担うスラッガー。今シーズンは開幕ロースターを掴み、ここまで全試合に出場。安打(57)、本塁打(13)、打点(36)、OPS(.920)のすべてでチームトップの成績を記録しており、bWARは「2.1」となっている。
スタットキャスト系の指標が優秀で、4月23日(日本時間24日)のオリオールズ戦では打球速度116.3マイル(187.2キロ)の一発を放った。5月6日(同7日)のガーディアンズ戦で放ったホームランも打球速度114.6マイル(184.4キロ)を計測している。
エイブラムスは2019年のドラフトで1巡目(全体6位)指名を受けた元トッププロスペクト。トレードで加入後、もっとも即戦力として活躍した選手だ。2023年に遊撃のレギュラーに定着すると、リーグ3位の47盗塁と走りまくった。今シーズンは5月18日(同19日)のオリオールズ戦で2打席連続本塁打を放つなど活躍し、bWARは「1.9」を記録している。
また、ソトとのトレードで加入したロバート・ハッセル3世は5月22日(同23日)のブレーブス戦でメジャーデビュー。初打席でメジャー初ヒットを放った。ディラン・クルーズやジェイコブ・ヤングが故障で離脱するなか、中堅手として起用されている。
スーパースターとのトレードで加入した若者たちが、チームに必要不可欠な存在となっているのだ。