- 2025/06/03 10:17
5月29日(日本時間30日)、ブレーブスのクリス・セールがフィリーズとのダブルヘッダー第二戦に先発し、通算2500奪三振を達成した。6点リードで迎えた6回ウラにエドムンド・ソーサからこの日8つめとなる三振を奪い、マイルストーンに到達した。試合は9対3でブレーブスが勝利し、セールは4勝目をマークした。
セールはメジャー新記録となる「2026.0イニング」で2500奪三振に到達。これまでの最速記録は、2107.2イニングで2500奪三振に到達したランディ・ジョンソン(マリナーズほか)だった。
2010年にホワイトソックスでデビューして以降、メジャートップクラスの投手として活躍してきたセール。昨シーズンは最多勝(18)、最多奪三振(225)、最優秀防御率(2.38)の〝投手三冠〟でサイ・ヤング賞を獲得した。セールといえば、その類まれなる奪三振能力で知られる。最大の武器は曲がり幅の大きなスライダーだ。昨シーズンはスライダーを1100球以上投じ、42.7%の空振り率を記録した。
デビューイヤーから昨シーズンまでのセールの奪三振割合は通算で30.7%を記録しており、同期間で1000イニング以上を投げた先発投手のなかでは2位にランクイン。1位は31.0%を記録したジェイコブ・デグロム(レンジャーズ)だ。
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セールは2000奪三振も史上最速で記録している。レッドソックスでプレーした2019年8月のインディアンズ(現ガーディアンズ)戦で同記録をクリア。ペドロ・マルティネス(レッドソックスほか)が記録した1771.1イニングを大きく上回る「1626.0イニング」での到達だった。
1500奪三振を史上最速で達成したのはダルビッシュ有(パドレス)だ。2021年のドジャース戦で、史上最速となる「1220.1イニング」でクリアした。セールは2017年、当時の最速記録だった1290.0イニングで1500奪三振に到達。しかし、2年後にスティーブン・ストラスバーグ(当時ナショナルズ)が1272.1イニングで記録を塗り替え、さらにその2年後にダルビッシュが新記録を樹立した。
現在、右ヒジの炎症により戦線を離脱しているダルビッシュ。昨シーズンは日本人として初となるメジャー通算2000奪三振をマークするなど、その実績と影響力は群を抜いている。レンジャーズ在籍時の2013年には最多奪三振、カブス在籍時の2020年には最多勝に輝いている。