ブレーブス、クリス・セールが史上最速で2500奪三振 1500奪三振の最速記録はダルビッシュ有

クリス・セールが「2500奪三振」に到達

 5月29日(日本時間30日)、ブレーブスのクリス・セールがフィリーズとのダブルヘッダー第二戦に先発し、通算2500奪三振を達成した。

 セールは6回、エドムンド・ソーサから三振を奪い、マイルストーンに到達した。試合は9対3でブレーブスが勝利。セールは6回無失点で4勝目をあげた。

 特筆すべきはそのスピードだ。セールは歴代最速となる「2026.0イニング」で2500奪三振に到達したのだ。これまでの最速記録は、ランディ・ジョンソンの「2107.2イニング」だった。

クリス・セールはどんな投手なのか

 セールはメジャー15年目を迎えるベテラン左腕だ。セールといえば、その類まれなる奪三振能力で知られる。最大の武器は曲がり幅の大きなスライダーだ。昨季はスライダーを1100球以上投じ、42.7%の空振り率を記録した。

 昨季は、熟練の投球術でキャリアハイの成績を残した。最多勝(18)、最多奪三振(225)、最優秀防御率(2.38)の〝投手三冠〟に輝き、自身初のサイ・ヤング賞を獲得したのだ。

 セールは2000奪三振も史上最速で記録している。レッドソックスでプレーした2019年8月のインディアンズ(現ガーディアンズ)戦にて「1626.0イニング」で同マイルストーンに到達した。それまでの最速は、ペドロ・マルティネス(レッドソックスほか)の「1771.1イニング」だった。

1500奪三振の最速記録はダルビッシュ

 なお、1500奪三振を史上最速で達成したのはダルビッシュ有(パドレス)だ。2021年のドジャース戦で、史上最速となる「1220.1イニング」でクリアしている。

 1500奪三振を巡っては、2017年にセールが当時の最速記録となる「1290.0イニング」で達成。その2年後にスティーブン・ストラスバーグ(当時ナショナルズ)が「1272.1イニング」で記録を塗り替えた。ダルビッシュが新記録を樹立したのは、その2年後のことだった。

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MLB通信編集部

大手出版社にてメジャーリーグの取材を担当し、選手分析やセイバーメトリクスに関する記事を複数発表。日本のメジャーリーグ報道に可能性を感じ、2024年に『MLB通信』を立ち上げました。