- 2026/02/10 21:24
6月12日(日本時間13日)、ブルワーズのアーロン・シバーレがトレードでホワイトソックスに移籍することがわかった。ブルワーズは対価としてアンドリュー・ボーンを獲得する。米メディア「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者が報じている。
シバーレは今シーズン、ここまで5試合に先発し1勝2敗、防御率4.91、FIP5.53をマーク。開幕直後に左ハムストリングを痛めチームを離脱したが、5月下旬に復帰して以降は再びローテーションに定着していた。
シバーレは7年間のキャリアで122試合に登板。全試合で先発として投げてきたが、ジェイコブ・ミジオロウスキーの登場によってその立場が危ぶまれた。ミジオロウスキーはチームのトッププロスペクトで、6月12日(同13日)のカージナルス戦でメジャーデビュー。右脚のけいれんにより5回で降板を余儀なくされたが、1本のヒットも許さずに無失点でデビュー戦を飾った。先頭打者への初球から3球連続で100マイル(161キロ)を超える剛速球を投じるなど、鮮烈なデビューだった。
ミジオロウスキーをローテーションに組み込むため、チームはシバーレにブルペン転向を打診。先発での起用にこだわるシバーレはこの打診を断り、トレードを要望したのだ。結果的に、異例のスピードでホワイトソックスとのトレードが決定。シバーレはシーズン終了後にFAを控えていることもあり、ブルワーズは躊躇なくトレードに踏み切った。
ことの経緯を踏まえても、シバーレはホワイトソックスで先発として起用される見込みだ。ホワイトソックスではジョナサン・キャノンとマーティン・ペレスが故障により離脱中で、シバーレはじゅうぶんにフィットする。
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一方、ブルワーズはシバーレの対価としてボーンを獲得。ボーンは長打力を売りとする右打ちの一塁手だ。2019年のドラフトで全体3位指名を受けた元トッププロスペクトだが、打撃成績はOPS.750を記録した2022年以降、下降の一途を辿っている。今シーズンも開幕から一塁のレギュラーとして起用されたが、ティム・エルコの台頭によって出番が減少。5月下旬にマイナーに降格していた。
ブルワーズの一塁には、同じく右のパワーヒッターであるリース・ホスキンスがいる。指名打者にはクリスチャン・イェリッチが起用されているため、ボーンが活路を見出すなら、確固たるレギュラーがいない左翼か。ボーンは2021年に95試合で左翼を守っている。ブルワーズでは現在、アイザック・コリンズ、ジェイク・バウアーズらが左翼で起用されている。
先発での豊富な経験を誇るシバーレと、飛躍を目指すボーン。果たして新天地で輝きを放つことはできるのだろうか。