アーロン・シバーレがトレードでホワイトソックスへ ミジオロウスキーの台頭で居場所なくなる ブルワーズは右の大砲候補を獲得

アーロン・シバーレがトレードでホワイトソックスへ

 6月12日(日本時間13日)、ブルワーズのアーロン・シバーレがトレードでホワイトソックスに移籍することがわかった。ブルワーズは対価としてアンドリュー・ボーンを獲得する。米メディア「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者が報じている。

 シバーレは今季、ここまで5試合に先発し1勝2敗、防御率4.91をマーク。開幕直後に左ハムストリングを痛めチームを離脱したが、5月下旬に復帰。以降は、先発ローテーションに定着していた。

なぜシバーレはトレードされたのか

 このトレードの背景には、ジェイコブ・ミジオロウスキーの存在がある。ミジオロウスキーはチームのトッププロスペクトで、6月12日(同13日)のカージナルス戦でメジャー初登板。1本のヒットも許さないまま、5回無失点で1勝目をマークした。

 ミジオロウスキーをローテーションに組み込むため、ブルワーズの首脳陣はシバーレに、ブルペンへの転向を打診した。先発での起用にこだわるシバーレはこれを拒み、トレードを要望したのだ。

 結果的に、異例のスピードでホワイトソックスとのトレードが決定。シバーレはシーズン終了後にFAを控えていることもあり、ブルワーズは躊躇なくトレードに踏み切った。

 シバーレはホワイトソックスで先発として起用される見込みだ。ホワイトソックスではジョナサン・キャノンとマーティン・ペレスといった先発投手が故障で離脱しているため、シバーレはうってつけの存在なのだ。

アンドリュー・ボーンは輝きを取り戻せるか

 一方、ブルワーズはシバーレの対価としてボーンを獲得する。ボーンは長打力を売りとする右の一塁手だ。2019年のドラフトで全体3位指名を受けた元トッププロスペクトでもある。

 メジャーの舞台では伸び悩む日々がつづいている。今季も開幕から一塁のレギュラーとして起用されたが、ティム・エルコの台頭によって出番が減少。5月下旬にはマイナーに降格していた。

 ブルワーズの一塁には、同じく右のパワーヒッターであるリース・ホスキンスがいる。指名打者にはクリスチャン・イェリッチが起用されているため、ボーンが活路を見出すなら、確固たるレギュラーがいない左翼か。ボーンは2021年に95試合で左翼を守っている。ブルワーズでは現在、アイザック・コリンズ、ジェイク・バウアーズらが左翼で起用されている。

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MLB通信編集部

大手出版社にてメジャーリーグの取材を担当し、選手分析やセイバーメトリクスに関する記事を複数発表。日本のメジャーリーグ報道に可能性を感じ、2024年に『MLB通信』を立ち上げました。