レッズ、投打躍動 ニック・マルティネスが8回ノーヒッター&スペンサー・スティアーが3打席連続アーチ 

 6月27日(日本時間28日)、レッズのニック・マルティネスがパドレス戦に先発し、8回1失点で5勝目をマークした。この日のマルティネスは8回までノーヒットピッチを継続。2021年のウェイド・マイリー以来、球団史上18度目のノーヒッターを目指し9回のマウンドにあがるも、先頭のトレントン・ブルックスを四球で歩かせた直後に、エリアス・ディアスにツーベースを打たれた。

 マルティネスは先発とリリーフの両方をこなせるベテラン右腕。昨シーズン途中にフランキー・モンタスがトレードで退団して以降は、主に先発として起用されてきた。6月19日(同20日)のツインズ戦ではバイロン・バクストンに二打席連続本塁打を献上するなど、2回途中7失点と打ち込まれた。その後、チェイス・バーンズの昇格もあり、リリーフとして2試合に登板。この日は先発としてベテランのピッチングをみせ、汚名返上を果たした。

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 同試合で脚光を浴びたのはマルティネスだけではない。「7番・一塁」で出場したスペンサー・スティアーが3打席連続本塁打と爆発した。初回の第一打席では、ディラン・シースのフォーシームを叩き第7号ソロ。4回の第二打席にもシースが低めに投じたフォーシームを捉え、第8号ソロを左翼スタンドに放り込んだ。5回の第三打席には、松井裕樹からこの日3本目となる第9号2ランをマーク。レッズでは2021年のジェシー・ウィンカー(現メッツ)以来となる「1試合3本塁打」を達成した。

 スティアーは昨シーズン、自身初の「20-20」をクリアした強打者。開幕当初は指名打者での起用がメインだったが、クリスチャン・エンカーナシオン=ストランドが故障して以降は一塁に定着した。今シーズンはここまで9本塁打、31打点、OPS.704の成績を残している。三振割合が25.2%と、前年よりも大幅に悪化している点が気になる。後半戦の巻き返しに期待したい。

 マルティネスとスティアーという投打の主役が躍動し、試合は8対0の快勝を収めた。シンシナティのファンたちは快哉を叫んだはずだ。