- 2025/05/02 16:20
フィリーズのレンジャー・スアレス、6月は6試合で防御率1.30 平均打球速度はメジャー上位1%【成績詳細】
支配的な投球をつづけている。6月29日(日本時間30日)、フィリーズのレンジャー・スアレスがブレーブス戦に先発。7回1失点の好投で7勝目をマークした。
スアレスはメジャーで8年目のシーズンを過ごす先発左腕。シンカーとチェンジアップで打者を打ち取るスタイルで、昨シーズンはキャリアハイの12勝をマークした。今シーズンは腰痛により開幕を故障者リストで迎え、初戦となった5月4日(同5日)のダイヤモンドバックス戦では3回途中7失点と精彩を欠いた。
しかし、以降は押しも押されもせぬピッチングを継続している。ここまで11試合に先発し7勝2敗、防御率2.00をマーク。特に6月は6試合に先発し、そのうち5試合で7イニングを投げ2失点以下に抑えた。6月の月間防御率は1.30と驚異的で、メジャートップの41.2イニングを投げきった。
| 試合 | 勝敗 | 防御率 | FIP |
| 11 | 7-2 | 2.00 | 2.86 |
| K% | BB% | K/BB | bWAR |
| 23.0% | 6.3% | 3.69 | 3.2 |
(6月29日現在)
データサイト「ベースボール・サバント」によると、今シーズンのスアレスは〝強い打球〟を抑えていることがわかる。平均打球速度は85.0マイル(136.8キロ)で、これはメジャー全体の上位1%に該当。結果的に、95マイル(152.9キロ)以上の打球の割合を示す被ハードヒット率は27.8%にまで抑えている。
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なお、スアレスはシーズン終了後にFAとなる見込みだ。現時点で契約延長に関する動きは見られず、トレードで放出される可能性もある。メジャー屈指の先発ローテーションを誇るフィリーズには、ザック・ウィーラーやクリストファー・サンチェスら実力派投手が揃っている。また、5月にデビューしたミック・エイベルや、トッププロスペクトのアンドリュー・ペインターなど若手投手もいるため、先発の頭数には困らない。好調のスアレスをトレードすることで、課題であるブルペン、または中堅手を補強することも可能だろう。
ナ・リーグ東地区首位のフィリーズ。スアレスが大きな原動力になっているのだ。