- 2025/09/09 14:34
リッチ・ヒル、「45歳と134日」で登板中 バーランダー抜き球界最年長、ロイヤルズの球団記録も更新
大ベテランがメジャーの舞台に帰ってきた。7月22日(日本時間23日)、ロイヤルズのリッチ・ヒルがメジャー契約を結び、アクティブロースターに組み込まれた。現在おこなわれているカブス戦に先発投手として登板。3回終了時点で64球を投じ、1奪三振2失点と粘っている。
今シーズンはどの球団にも所属しないまま開幕を迎え、5月にロイヤルズとマイナー契約を結んだヒル。7月14日(同15日)に先発投手のマイケル・ローレンゼンが左わき腹を痛めて故障者リスト入りしたため、その穴埋めとしてヒルの昇格が決まった。ヒルは2005年にカブスでメジャーデビューを果たしたサウスポーだ。昨シーズンまでメジャーで20年のキャリアを築き、通算386試合(先発で248試合、リリーフで138試合)に出場。通算で90勝74敗、防御率4.01の成績を残している。
また、複数の球団を渡り歩く〝ジャーニーマン〟としても知られている。この日のロイヤルズでの登板をもって、実に14球団目の所属となった。これはエドウィン・ジャクソンと並ぶ、メジャー史上最多記録だ。昨シーズンのヒルはレッドソックスに在籍し、4試合に登板している。
ヒルの昇格は大々的に報じられている。ヒルは1980年3月11日生まれの45歳。具体的には「45歳と134日」だ。現在のメジャーでは、42歳のジャスティン・バーランダー(ジャイアンツ)を抜いて球界最年長プレイヤーとなる。ロイヤルズにおける球団史上最年長出場記録も更新。これまでは、1983年9月21日のエンジェルス戦に登板したゲイロード・ペリーによる「45歳と6日」が最年長記録だった。
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2012年5月27日のレッズ戦に「49歳と191日」で登板したジェイミー・モイヤー(当時ロッキーズ)以降では、ヒルがメジャー最年長投手。モイヤーといえば、メジャー史上「最年長勝利投手」としても知られている。2012年5月16日のダイヤモンドバックス戦に先発し6回途中1失点にまとめ「49歳と180日」で勝利投手となったのだ。
なお、メジャーにおける最年長出場記録は、サチェル・ペイジ(当時カンザスシティ・アスレチックス=現アスレチックス)の「59歳と80日」。1965年の9月25日のレッドソックス戦で樹立した。野手の最年長記録は、1934年にチャーリー・オリアリー(当時ブラウンズ=現オリオールズ)が樹立した「58歳と350日」だ。