マリナーズ、ダイヤモンドバックスからジョシュ・ネイラーを獲得 6月のマリナーズ戦ではサヨナラ満塁本塁打

 トレード市場が動き出した。7月24日(日本時間25日)、マリナーズがダイヤモンドバックスから一塁手のジョシュ・ネイラーを獲得することがわかった。米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が報じている。ダイヤモンドバックスは対価として、ブランディン・ガルシアとアシュトン・イッジのプロスペクト投手2名を獲得する。

 一塁のレギュラーが不在のままシーズンを折り返したマリナーズ。主にドノバン・ソラーノルーク・ラリーが一塁で起用されてきたが、ソラーノは3本塁打、OPS.630と得点力に欠ける。ラリーも4本塁打、OPS.691と苦しいシーズンを過ごしており、守備でも本職である右翼での起用が理想的だ。

 ポジション別の打撃成績では「マリナーズの一塁手」は打率.233、OPS.710とリーグワーストクラスに低迷。3年ぶりのプレーオフ進出、球団史上初のワールドシリーズ進出に向け、トレード市場で先手を切った格好だ。

 ネイラーは昨オフにトレードでガーディアンズからダイヤモンドバックスに加入した左の強打者。ダイヤモンドバックスでも開幕から「4番・一塁」で起用され、6月9日(同10日)のマリナーズ戦では、延長11回にカルロス・バルガスからサヨナラ満塁ホームランを放った。ここまで93試合に出場し11本塁打、OPS.807をマーク。rWARは1.0。

 ダイヤモンドバックスは現在、ナ・リーグ西地区4位、ワイルドカード争いでも進出圏内に5.5ゲーム差とやや厳しい立ち位置だ。また、シーズン終了後にFAとなる選手が多いことからトレード市場での動向が注視されていた。今回のトレードによって、ダイヤモンドバックスが来シーズンに向けてのチーム作りに方向転換したと考えることができる。

 対価としてダイヤモンドバックスは若手投手2名を獲得した。ガルシアはプロスペクト情報サイト「MLB Pipeline」でチーム内13位の左投手、イッジは同サイトでチーム内16位の右投手だ。

 勝ちの姿勢を真っ先に見せたマリナーズ。ファンのボルテージも急上昇だ。

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MLB通信編集部

大手出版社にてメジャーリーグの取材を担当し、選手分析やセイバーメトリクスに関する記事を複数発表。日本のメジャーリーグ報道に可能性を感じ、2024年に『MLB通信』を立ち上げました。