マリナーズ、ブライアン・ウーがメジャー記録に並ぶ「開幕から23試合連続で6回以上+2四球以下」【成績詳細】

 新たなエースへと成長を遂げた。8月10日(日本時間11日)、マリナーズのブライアン・ウーがレイズ戦に先発。6回を投げ3失点、9三振を奪う好投で10勝目をマークした。

 ウーはここまで23試合に登板し、メジャー全体で3位となる146.0イニングを投げきっている。勝利数、イニング数、奪三振数でキャリアハイを更新するなど、メジャー3年目にして飛躍のシーズンを遂げている。

ブライアン・ウーの今季成績
試合イニングセーブ
23146.01060
防御率FIP被OPS被打率得点圏
被打率
3.083.71.626.210.179
奪三振K%与四球BB%K/BB
14524.8%264.6%5.58

 ウーの強みは何と言ってもその制球力だ。昨シーズンの与四球割合は2.8%と驚異的で、これは100イニング以上を投げた投手のなかではメジャートップの数字だった。今シーズンもここまで146イニングで与えた四球はわずかに26個。与四球割合は4.6%と安定し、23試合すべてで2四球以下、そのうち15試合で1四球以下に抑えている。

 余計な四球を出さないことにより、多くのイニングを消化できる。この日の登板を経て、ウーは開幕から23試合連続で6イニング以上を投げきったことになり、これは2019年のクレイトン・カーショウ(ドジャース)以来の快挙だ。

 また、マリナーズ広報部によると、開幕から23試合連続で「6イニング以上かつ2四球以下」は、1968年のフアン・マリシャル(当時ジャイアンツ)に並ぶメジャー・レコードだという。マリシャルはジャイアンツの歴史に名を残す名投手で、通算243勝をマークしたことで知られる。ウーが次回の登板次第で「開幕から24試合連続で6イニング以上かつ2四球以下」のメジャー新記録を樹立するか、注目が集まる。

 ローガン・ギルバードジョージ・カービーなど、球界屈指の先発陣を誇るマリナーズ。ハイレベルな環境において、ウーもまた必要不可欠な存在になっているのだ。