- 2025/03/31 05:36
オリオールズのサミュエル・バサヨ、デビューから5日後に100億円で契約延長 調停前の捕手としては史上最大規模
異例のスピードで大型契約を手にした。8月22日(日本時間22日)、オリオールズのサミュエル・バサヨが8年6700万ドル(約100億円)で契約を延長することがわかった。地元メディア「ザ・ボルティモア・バナー」のアンディ・コスタカ記者が報じている。
同契約は2026年から2033年をカバーするもので、2034年は球団オプションが設定されている。調停権を取得する前の捕手としては、史上最高額の契約となる。
バサヨはチーム随一のトッププロスペクトとして将来を嘱望されている捕手だ。若手情報サイト「MLBパイプライン」の最新ランキングではチーム内1位、球界全体でも8位の評価を得ており、8月17日(同18日)のアストロズ戦でメジャーデビューを果たした。バサヨはデビューからわずか5日で100億円の契約延長を結んだことになる。
パワーとコンタクトを兼ね備え、鋭い打球を量産するバサヨ。選球眼も兼ね備え、今シーズンはマイナーリーグ(3A)で13.7%の四球割合をマークしている。メジャーではまだ4試合しか出場しておらず、ここまで打率.286、0本塁打、OPS.690の成績を残している。
捕手としての守備力は発展途上だが、メジャーに昇格してから2試合でスタメンマスクを被り、8月19日(同20日)のレッドソックス戦では先発のトレバー・ロジャースを巧みにリード。7回1失点の好投を引き出した。
オリオールズといえば、スター選手のアドリー・ラッチマンが正捕手を務める。ラッチマンは2019年のドラフトで全体1位指名を受けたエリートで、2023年には20本塁打、OPS.809を記録してシルバースラッガー賞を受賞した。
今回の契約延長を踏まえると、オリオールズはバサヨを将来的な正捕手として考えているようだ。ラッチマンは2027年終了後にFAとなる見込みで、契約延長に関する報道は確認されていない。来シーズンの戦況次第ではトレードチップとして放出される可能性もあるだろう。
今シーズンは開幕から誤算がつづき、ア・リーグ東地区で最下位に低迷するオリオールズ。伝統球団の復活は、バサヨにかかっている。