9月7日(日本時間8日)、ドジャースのクレイトン・カーショウがオリオールズ戦に先発し、6回途中2失点で10勝目をあげた。熟練のピッチングで相手打線を制圧し、今季最多の8奪三振をマーク。大谷翔平が2打席連続でホームランを放つなど、打線もカーショウを援護した。
カーショウにとって、この日のオリオールズ戦は「初登板」だった。初登板にして勝利投手となり、カーショウは28球団から白星をあげたことになる。
ドジャースを除き、いまだに勝利を記録していないチームはレッドソックスだ。そもそも、レギュラーシーズンでカーショウはレッドソックス戦に1度しか登板していない。それも、今季の7月26日(同27日)のことだった。このときは5回途中4失点で白星をあげることはできなかった。
ポストシーズンでは、2018年のワールドシリーズで2度、レッドソックス戦に先発している。しかし、いずれも4回5失点、7回4失点で敗戦投手となっている。
カーショウはメジャー18年目のベテラン右腕だ。これまで3度のサイ・ヤング賞を獲得しており、2011年には最多勝(21勝)、最優秀防御率(2.28)、最多奪三振(248)の〝投手三冠〟に輝いた。
通算で222勝を積み上げている。現役選手では、ジャスティン・バーランダーに次いで2番目の多さだ。7月2日(同3日)のホワイトソックス戦では、史上20人目の通算3000奪三振に到達。左腕としては史上4人目の快挙だった。
今季のドジャースは、すでにレッドソックスとの全対戦を終えている。来季が開幕する頃には38歳になっているカーショウだが、果たして「29球団勝利」を達成することはできるだろうか――
■文・構成 MLB通信編集部(@MLB_tsushin)