タイガースの快進撃に暗雲 昨季のサイ・ヤング賞左腕、タリク・スクーバルが左わき腹を痛めて緊急降板

 エースにアクシデントだ。9月12日(日本時間13日)、タイガースのタリク・スクーバルがマーリンズ戦に先発し、左腹斜筋(左わき腹)を痛めて緊急降板した。

 アクシデントは4回に起こった。エリック・ワガマンを中飛に仕留めた直後、異変を察知した捕手や監督がマウンドに集まった。スクーバルはそのまま、トレーナーとともにベンチへと引きあげた。この日のスクーバルは4回途中4失点に終わり、5敗目を喫した。

 スクーバルはメジャーを代表する先発左腕だ。今季はここまで183.1イニングを投げ、防御率2.26をマーク。5月25日(同26日)のガーディアンズ戦では「マダックス(100球未満での完封勝利)」を達成した。同試合では、マダックス史上最多となる13奪三振をマークした。

 スクーバルの活躍もあり、タイガースは4月下旬から現在に至るまで、ア・リーグ中地区で首位をキープしている。2位のガーディアンズとは7.5ゲーム差をつけており、11年ぶりの地区優勝が現実味を帯びてきた。

 狙うは、1984年以来、41年ぶりのワールドシリーズ制覇だ。世界一の称号を得るには、スクーバルの存在が必要不可欠だ。今はただ、軽症を祈ることしかできない。

■文・構成 MLB通信編集部(@MLB_tsushin

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MLB通信編集部

大手出版社にてメジャーリーグの取材を担当し、選手分析やセイバーメトリクスに関する記事を複数発表。日本のメジャーリーグ報道に可能性を感じ、2024年に『MLB通信』を立ち上げました。