- 2025/11/01 15:05
ロッキーズのカイル・フリーランドが「メジャー最多敗」の16敗目 球団ワースト記録まで残り1【成績詳細】
不名誉な記録に王手をかけてしまった。9月16日(日本時間17日)、ロッキーズのカイル・フリーランドがマーリンズ戦に先発し、6回途中6失点で16敗目を喫した。3回に犠牲フライで先制点を献上し、なおも二死二塁・一塁からジェイコブ・マーシーに2点タイムリーを打たれた。6回にもデーン・マイヤーズとハビアー・サノーハにタイムリーを浴び、3点を追加された。
フリーランドは開幕から29試合に先発し、ここまで4勝16敗、防御率5.14をマーク。「シーズン16敗」はナショナルズのミチェル・パーカーと並び、今シーズンのメジャーワースト記録だ。
また、ロッキーズでは2005年のジェイミー・ライトに並び球団史上ワースト2位。球団史上ワースト記録は、1998年にダリル・カイルがマークした「シーズン17敗」となっている。ロッキーズはあと11試合を残しており、フリーランドはあと1試合、または2試合に登板する可能性がある。ロッキーズ史上最多敗戦記録を更新することもあり得るわけだ。
フリーランドはデビューからロッキーズひと筋でプレーする先発左腕だ。メジャー2年目の2018年には17勝をあげ、球団新記録となるシーズン防御率2.85をマークした。コントロールに秀でており、今シーズンの与四球割合はここまで5.4%に収まる。一方で被打率が高く、特に右打者に長打を打たれる傾向にある。9月2日(同3日)のジャイアンツ戦では初回に乱闘騒ぎを起こし、一死も奪えないまま退場となった。
| 試合 | イニング | W-L | セーブ |
| 29 | 150.2 | 4-16 | 0 |
| 防御率 | FIP | 被打率 | 得点圏被打率 |
| 5.14 | 4.31 | .301 | .284 |
| 奪三振 | K% | 与四球 | BB% |
| 113 | 17.0% | 36 | 5.4% |
ロッキーズは開幕から低空飛行がつづき、現時点でメジャー最悪の41勝110敗、勝率.272を記録。開幕直後からナ・リーグ西地区最下位を抜け出せず、5月にはバド・ブラック監督が解任された。9月8日(同9日)のドジャース戦では球団新記録の104敗目に到達。1993年の球団創設以来、〝史上最悪のシーズン〟と言わざるを得ない状況だ。
なお、ロッキーズではアントニオ・センザテラも15敗をマークしている。センゼテラもローテーションの中心的役割を担う投手だが、5月にはメジャー最速で10敗に到達。ここまで試合に23先発しわずか4勝にとどまっている。
歴史的低迷に陥るロッキーズ。トンネルの出口はまだまだ見えそうにない。