エンゼルスのマイク・トラウトが「通算400本塁打」をクリア 内訳は「ホームで200本、アウェイで200本」

 エンゼルスのスーパースターが金字塔を打ち立てた。9月20日(日本時間21日)、エンゼルスのマイク・トラウトがロッキーズ戦に「2番・指名打者」で出場。8回の第四打席でジェイデン・ヒルのやや甘く入ったシンカーを振り抜くと、打球はセンター後方に一直線。飛距離147.8メートルの第22号ソロホームランを叩き込んだ。

 トラウトはこれで史上59人目となる「通算400本塁打」に到達した。直近では、昨シーズンの9月にジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)が達成して以来となった。なお、スタントンはこの日におこなわれたオリオールズ戦で菅野智之から史上41人目となる通算450本塁打を放っている。

 トラウトは走攻守に出色の才能を誇る外野手で、2011年のデビューからエンゼルスひと筋でプレーするフランチャイズ・プレイヤーだ。圧倒的な打撃力を武器に数々のタイトルを獲得。2019年の開幕前には、12年4億2650万ドルでエンゼルスと契約を延長。その年の8月に史上最年少で「200-200(200本塁打と200盗塁)」をクリアした。2023年までは大谷翔平(現ドジャース)と上位打線を形成し、日本でも高い知名度を誇る。

 通算1642試合目で400本塁打に到達した。驚くべきことに、トラウトはホームであるエンゼル・スタジアムで813試合に出場し200本塁打。アウェイ(敵地)では829試合に出場し200本塁打と、極めて区切りのいい数字を残している。

 メジャーリーグの球場にはそれぞれ特性があり、球場によって成績が大きく異なる選手も多い。トラウトはいかなる球場でも高いパフォーマンスを発揮できる、まさに真の強打者といえるだろう。

 なお、トラウトはデビューからエンゼルスひと筋でプレーしているため、ナ・リーグの球場での試合数が少ない。そのため、いまだにチェイス・フィールド(ダイヤモンドバックス)、シチズンズ・バンク・パーク(フィリーズ)、ナショナルズ・パーク(ナショナルズ)、PNC・パーク(パイレーツ)、リグリー・フィールド(カブス)では本塁打を1本も放っていない。

 また、アスレチックスが今シーズンから使用するサター・ヘルス・パークでも3試合をプレーし、0本塁打となっている。

 マイルストーンに到達したエンゼルスのスーパースター。ユニフォームを脱ぐその日までに、エンゼルスに栄光をもたらすことはできるだろうか。