- 2025/09/27 12:09
今季地区3位のジャイアンツ、ボブ・メルビン監督を解任 次期監督候補は〝名将〟ブルース・ボウチー氏
9月29日(日本時間30日)、ジャイアンツはボブ・メルビン監督の解任を発表した。メルビン氏は3年契約の2年目で、契約を残してチームを去ることとなった。今シーズン、ジャイアンツは81勝81敗の勝率5割でフィニッシュ。ナ・リーグ西地区3位に終わり、4年連続でプレーオフ進出を逃していた。
監督として長いキャリアを誇るメルビン氏。マリナーズ(2003,04)、ダイヤモンドバックス(2005-2009)、アスレチックス(2011-2021)、パドレス(2022,23)で指揮を執り、今シーズン終了時点で通算1678勝をマーク。3度の最優秀監督賞に輝いた名将だが、ジャイアンツではその手腕を発揮できなかった。
2023年のオフにジャイアンツの監督に招へいされるも、就任1年目の昨シーズンは投打が噛み合わず地区4位。昨オフには元名捕手のバスター・ポージーを編成トップに据え、強打のウィリー・アダメス、サイ・ヤング賞3度のジャスティン・バーランダーを獲得するなど、戦力補強に邁進した。
今シーズンは開幕直後に7連勝をマークするなどスタートダッシュに成功。6月にはレッドソックスからラファエル・デバースをトレードで獲得し、パドレスと0.5ゲーム差の3位で前半戦を折り返した。しかし8月に7連敗を喫し4位に転落すると、そのまま浮上できずにシーズン終了を迎えた。
得点力の低さが指摘されており、今シーズンの総得点はリーグ10位の「705」。機動力も欠如しており、総盗塁数「68」は2年連続でリーグ最下位だった。一方で、アダメスは30本塁打、OPS.740と奮闘。ジャイアンツで「シーズン30本塁打」を放ったのは、2004年のバリー・ボンズ以来のことだった。デバースも加入後に20本塁打を放つなど、新戦力がインパクトを残した。
米メディア「USAトゥディ」は、新監督候補として〝名将〟ブルース・ボウチー氏の名を挙げている。ボウチー氏は2007年から13シーズンでジャイアンツの監督を務め、2010年、2012年、2014年にはワールドシリーズ制覇を達成。2023年からレンジャーズの監督に招へいされ、就任1年目に球団史上初の世界一をもたらした。
今シーズンもレンジャーズを指揮するも、2年連続でプレーオフを逃した。さらに3年契約のラストイヤーであり、今後の去就は不透明となっている。
伝統球団・ジャイアンツの復権を目指し、かつての名将がカムバックするかもしれない。