- 2025/10/25 00:08
ゴールドグラブ賞まとめ クワンがイチロー以来の「デビューから4年連続受賞」 ベッツは遊撃部門での初受賞ならず
11月2日(日本時間3日)、各ポジションでもっとも守備の優れたプレイヤーに贈られる「ゴールドグラブ賞」が発表された。
同賞は、米スポーツ用品メーカー「ローリングス」社が1957年に創設した賞だ。各球団の監督・コーチによる投票のほか、アメリカ野球学会が独自に算出した守備指標「SDI」が考慮されて選ばれる。主要9ポジションに「ユーティリティー・プレイヤー部門」を含め、各ポジションにつき1名が選出される。
今年の受賞者は以下の通り。
ア・リーグ受賞者
| ポジション | 名前 | 所属 | 受賞回数 |
| 投手 | マックス・フリード | NYY | 4 |
| 捕手 | ディロン・ディングラー | DET | 初 |
| 一塁 | タイ・フランス | MIN TOR | 初 |
| 二塁 | マーカス・セミエン | TEX | 2 |
| 三塁 | マイケル・ガルシア | KC | 初 |
| 遊撃 | ボビー・ウィット・ジュニア | KC | 2 |
| 左翼 | スティーブン・クワン | CLE | 4 |
| 右翼 | ウィルヤー・アブレイユ | BOS | 2 |
| 中堅 | セダン・ラファエラ | BOS | 初 |
| UT | マウリシオ・デュボン | HOU | 初 |
ナ・リーグ受賞者
| ポジション | 名前 | 所属 | 受賞回数 |
| 投手 | ローガン・ウェブ | SF | 初 |
| 捕手 | パトリック・ベイリー | SF | 2 |
| 一塁 | マット・オルソン | ATL | 3 |
| 二塁 | ニコ・ホーナー | CHC | 2 |
| 三塁 | ケブライアン・ヘイズ | PIT CIN | 2 |
| 遊撃 | メイシン・ウィン | STL | 初 |
| 左翼 | イアン・ハップ | CHC | 4 |
| 右翼 | フェルナンド・タティス・ジュニア | SD | 4 |
| 中堅 | ピート・クロウ=アームストロング | CHC | 初 |
| UT | ハビアー・サノーハ | MIA | 初 |
ア・リーグでは、ガーディアンズのスティーブン・クワンが「外野手部門」で選ばれた。クワンはメジャー初昇格を果たした2022年から4年連続の受賞であり、これはイチロー(マリナーズほか)とノーラン・アレナド(カージナルス)についで史上3人目。イチローとアレナドはともにデビューから10年連続で受賞している。
ナ・リーグでは、投手部門にジャイアンツのローガン・ウェブ、捕手部門にも、同じくジャイアンツのパトリック・ベイリーが選ばれた。同じシーズンにひとつのチームから投手と捕手がゴールドグラブ賞に選出されたのは、カージナルスからアダム・ウェインライトとヤディアー・モリーナが選ばれた2013年以来、12年ぶり。
また、遊撃部門ではカージナルスのメイシン・ウィンが選ばれた。ドジャースのムーキー・ベッツは遊撃手のなかではメジャートップのDRS17を稼ぎ、同賞のファイナリストにも選出されていた。ベッツはすでに外野手部門で6度受賞している〝守備の名手〟だが、7度目の戴冠とはならなかった。
2022年から創設された「ユーティリティ・プレイヤー部門」では、マウリシオ・デュボン(アストロズ)、ハビアー・サノーハ(マーリンズ)がそれぞれ初受賞。デュボンは左翼で48試合(15先発)、二塁で46試合(37先発)、遊撃で33試合(24先発)、三塁で24試合(15先発)、中堅で17試合(10先発)、右翼で3試合(2先発)に出場し、その汎用性をこよなく発揮しチームに貢献した。
サノーハは三塁で41試合(26先発)、左翼で35試合(16先発)、二塁で34試合(20先発)、中堅で14試合(10先発)、遊撃で10試合(9先発)、一塁で1試合に出場した。また、投手として8試合に登板している。
