- 日本人選手
- 2026/04/05 08:11
今世紀初のワールドシリーズ連覇を成し遂げたドジャース。原動力となったのが、山本由伸の存在だ。
山本はブルワーズとのリーグチャンピオンシップ・シリーズ第2戦でメジャー移籍後初の完投勝利をマーク。ブルージェイズとのワールドシリーズでは3勝をあげる活躍で、連覇の立役者となった。
ピッチングだけでなく〝言葉〟でもチームを盛り立てた。前述のブルワーズ戦を前日に控えた10月13日(日本時間14日)、山本は記者会見で「Losing isn’t an option」と発した。
山本の専属通訳・園田芳大氏はこれを「負けるという選択肢はない」と訳し、その粋な表現はあっという間にチームに浸透。スローガンとなり、ファンにも受け入れられた。
「専属の英語コーチ」が語る山本の英語力
スポーツ専門誌『Number』の最新号が12月4日に発売された。テーマは「外国語学習法」だ。世界で活躍する日本人アスリートの「外国語の学び方」を深堀りしている。山本はその巻頭を飾っている。
同号では、英語コーチとして山本をサポートするタカサカモト氏のインタビューが掲載されている。タカサカモト氏は日本人アスリートの語学習得を支援する「フットリンガル」の代表で、山本や松井裕樹(パドレス)の英語コーチを務めている。
今年9月には「日本育ちが世界で戦うためのアスリート流英語習得術」(大和書房)を出版した。
同氏によると、山本は多忙なシーズンのなかで、およそ100回もの英語レッスンをこなしたという。その影響もあり、山本が通訳を介さずにチームメイトとやりとりをする光景も多くなった。インタビューでは山本が実際に取り入れた英語学習法や、タカサカモト氏が考える学びのコツが紹介されている。
大谷は「ゲーム」で英語を習得
ほかのページでは、ドジャースを現地で取材する柳原直之記者が「大谷翔平の英語力」について語っている。ワールドシリーズの優勝報告会で大谷は、ナチュラルな英語でファンへの感謝を述べた。
普段からチームメイトやコーチ陣とごく自然にコミュニケーションを図る大谷。この記事では大谷の英語力について、2017年オフのメジャー挑戦から現在に至るまでの成長曲線がまとめられている。大谷がオンラインゲームを通じて英語を磨いたエピソードも必見だ。
メジャーならではの英語表現も
同号ではほかにも、「ボールパークで使える小粋な野球英語」と題した表現集もあり、とても勉強になる。また、中国語が流暢な石川佳純さん(卓球元日本代表)や、世界中でプレーした経験をもつ吉田麻也氏(プロサッカー選手)などのインタビューも掲載されており、十人十色の「外国語習得のコツ」を知ることができる。
スポーツ好きはもちろんのこと、英語や外国語の学習に興味のある方はマストバイな一冊だ。
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サムネイル画像は「Sports Graphic Number」(文藝春秋)より

