【MLB】【メジャスピ】「LEGEND第3弾」に登場するレジェンドたちはどんな選手だったのか? ア・リーグ編

 ケン・グリフィー・ジュニアが「メジャスピ」で蘇る。12月31日より、スマホゲーム「MLB PRO SPIRIT」で往年の名選手が手に入るガチャがスタートする。

 同ゲームは、現役のメジャーリーガーを獲得・育成し、自分だけのチームをつくることができるもの。日本では「メジャスピ」の呼び名で親しまれており、数々のイベントやガチャを楽しむことができる。

 特に人気を誇るのが「LEGEND 」シリーズだ。これは各チームの球史に名を刻む“レジェンド”たちが登場するもので、今回は第3弾。この記事では、ア・リーグの15球団からピックアップされたレジェンドの功績を振り返る。

ア・リーグ西地区

【SEA】ケン・グリフィー・ジュニア 中堅手

 グリフィー・ジュニアは「史上最高の打者」との呼び声も高いスーパースターだ。芸術的なスイングでアーチを描き、歴代7位となる通算630本塁打をマーク。守備でも10年連続でゴールドグラブ賞を獲得するなど、圧倒的な結果を残した。

 1997年にはリーグ最多の56本塁打をマークした。同記録は長らくマリナーズのシーズン本塁打記録だったが、2025年にカル・ローリーが60本塁打を放ち、記録を塗り替えた。

査定年度 / 1997年
試合本塁打打点盗塁OPS
15756147151.028
通算成績
試合本塁打打点盗塁OPS
26716301836184.907

【HOU】J・R・リチャード 先発投手

 リチャードは高速スライダーでゲームを支配した剛腕だ。2メートルを超える体躯から威力のあるボールを投じ、1976年から4年連続で200奪三振をマーク。1978年からは2年連続で300奪三振を達成した。

 ところが、まさに全盛期だった1980年に脳卒中を発症。回復の目処がたたず、惜しまれつつユニフォームを脱いだ。

査定年度 / 1979年
登板防御率奪三振K/BB
38182.713133.19
通算成績
登板防御率奪三振K/BB
2381073.1514931.94

【LAA】ウォーリー・ジョイナー 一塁手

 ジョイナーはシュアなバッティングで人気を博した内野手だ。1986年にメジャーに初昇格すると、ロッド・カルーから一塁のポジションを引き継ぐ形でレギュラーに定着。2年目の1987年には34本塁打、117打点を叩き出した。

 やや早熟すぎたのか、30本塁打を超えたシーズンは1987年のみだった。引退後は打撃コーチとして様々な球団に在籍し、タイガースではミゲル・カブレラのメンター役となった。

査定年度 / 1987年
試合本塁打打点盗塁OPS
149341178.894
通算成績
試合本塁打打点盗塁OPS
2033204110660.802

【TEX】マット・ハリソン 先発投手

 レンジャーズは2010年から2年連続地区優勝、3年連続でポストシーズンに進出した。当時、ダルビッシュ有、コルビー・ルイスらとともにローテーションを形成していたのがハリソンだ。

 ブレーブスからドラフト指名を受けてプロ入りしたが、2007年にマーク・テイシェイラを中心とした大型トレードでレンジャーズに加入。2012年には213.1イニングを投げ、18勝、防御率3.29と躍動した。

 ところが、2014年に脊椎を痛めたことでパフォーマンスが急激に低下。そのまま、引退を余儀なくされた。現在は故郷のノースカロライナ州で動物愛護活動をおこなっている。

査定年度 / 2012年
登板防御率奪三振K/BB
32183.291332.25
通算成績
登板防御率奪三振K/BB
135504.214081.74

【ATH】ジョン・ジャハ 指名打者

 ジャハはブルワーズとアスレチックスで活躍した右のスラッガーだ。パワーと選球眼を兼ね備え、1999年には35本塁打を放ち、101個の四球を選んだ。

  故障の多い選手でもあり、10年間のキャリアで規定打席に到達したシーズンは3度しかなかった。

査定年度 / 1999年
試合本塁打打点盗塁OPS
142351112.970
通算成績
試合本塁打打点盗塁OPS
82614149036.834

ア・リーグ中地区

【MIN】トリー・ハンター 中堅手

 ハンターは主にツインズでプレーした外野手だ。ハイレベルな外野守備でファンを魅了し、2001年から2009年まで9年連続でゴールドグラブ賞を獲得した。

査定年度 / 2002年
試合本塁打打点盗塁OPS
148299423.859
通算成績
試合本塁打打点盗塁OPS
23723531391195.793

【CLE】クリフ・リー 先発投手

 リーは通算143勝を積み重ねた実力派サウスポーだ。コントロールが最大の武器で、キャリア通算の与四球割合は5.2%だった。

 全盛期は2008年だ。ガーディアンズのエースとして、リーグ最多勝(22勝)と最優秀防御率(2.54)のタイトルを獲得し、サイ・ヤング賞を手にした。2009年の途中に2対4の大型トレードでフィリーズに移籍。同年のポストシーズンでは4勝をあげ、チームをワールドシリーズに導いた。

 2012年4月のジャイアンツ戦では「10回無失点」をマーク。現在のメジャーリーグで「1試合で10イニング」を投げきった最後の先発投手である。

査定年度 / 2008年
登板防御率奪三振K/BB
31222.541705.00
通算成績
登板防御率奪三振K/BB
3281433.5218243.93

【DET】アレックス・アビラ 捕手

 正捕手としてマスクを被り、若かりし頃のマックス・シャーザーらを巧みにリードした。キャリアハイは2011年で、141試合で19本塁打、OPS.895をマーク。ずば抜けた選球眼の持ち主で、キャリア通算の四球割合は14.5%にも達する。

 父は2015年から2022年までタイガースでGMを務めていたアル・アビラ。

査定年度 / 2011年
試合本塁打打点盗塁OPS
14119823.895
通算成績
試合本塁打打点盗塁OPS
10521053978.740

【KC】ジョン・メイベリー 一塁手

 創設から間もないロイヤルズでホームランを打ちまくったのがメイベリーだ。1975年には34本塁打、OPS.963をマークするなど、MVP級の活躍を見せた。その打撃力は若かりし頃のジョージ・ブレッドにも影響を与えたと言われ、引退後には打撃コーチとして後身の育成に力を注いだ。

査定年度 / 1975年
試合本塁打打点盗塁OPS
156341065.963
通算成績
試合本塁打打点盗塁OPS
162025587920.799

【CWS】ハロルド・ベインズ 右翼手

 ベインズは長きにわたりホワイトソックスを牽引したスラッガーで、メジャー3年目の1982年から6年連続で20本塁打をマークした。

 キャリアの序盤は右翼手としてプレーしたが、1987年頃から指名打者での起用が増えた。1984年の5月におこなわれたブルワーズ戦は8時間6分にも及ぶ〝メジャー史上最長試合〟となったが、延長25回にベインズがサヨナラホームランを放ち決着をつけた。

査定年度 / 1984年
試合本塁打打点盗塁OPS
14729941.903
通算成績
試合本塁打打点盗塁OPS
2830384162834.820

ア・リーグ西地区

【NYY】アンディ・ペティット 先発投手

 ペティットはヤンキースの黄金時代を象徴する「コア・フォー」のひとりで、デレク・ジーター、ホルヘ・ポサダ、マリアノ・リベラらとともに、5度のワールドシリーズ制覇を達成。特に「ペティットが先発し、リベラが抑える」という勝ちパターンは球界屈指だった。

 プレーオフにめっぽう強く、ポストシーズンにおける通算19勝はいまなおメジャー記録だ。

査定年度 / 1996年
登板防御率奪三振K/BB
35213.871622.25
通算成績
登板防御率奪三振K/BB
5312563.8524482.37

【TB】スコット・カズミアー 先発投手

 カズミアーは主にレイズで活躍した先発左腕で、2007年にはリーグ最多の239奪三振をマークした。つづく2008年も12勝をあげ、球団史上初の地区優勝とポストシーズン進出に貢献した。

 2016年にドジャースでプレーして以降、パフォーマンスが急速に低下。マイナーや独立リーグで奮闘をつづけ、2021年にジャイアンツで5年ぶりのカムバックを果たした。

査定年度 / 2007年
登板防御率奪三振K/BB
34133.482392.69
通算成績
登板防御率奪三振K/BB
3031084.0216182.36

【TOR】デュアン・ワード 抑え投手

 ワードはブルージェイズで活躍した剛腕リリーバーだ。耐久性に優れ、1988年から6年連続で60試合に登板した。特に1993年はクローザーとして71試合に登板し、リーグ最多の45セーブをマーク。チームのワールドシリーズ2連覇に貢献した。

査定年度 / 1993年
登板セーブ防御率奪三振K/BB
71452.13973.88
通算成績
登板セーブ防御率奪三振K/BB
4621213.286792.37

【BOS】デレク・ロウ 先発投手

 ロウは1997年にレッドソックスに加入し、2000年にはリーグ最多の42セーブをマーク。2002年に先発へ配置転換されると、32試合で21勝、防御率2.58と凄まじい成績を残した。

 メジャーリーグの歴史で「先発投手として20勝」と「クローザーとして40セーブ」の両方をクリアした投手は、ロウに加えて、デニス・エカーズリー(レッドソックスほか)、ジョン・スモルツ(ブレーブスほか)の3人しかいない。

査定年度 / 2002年
登板防御率奪三振K/BB
32212.581272.65
通算成績
登板防御率奪三振K/BB
6811764.0317222.17

【BAL】ラファエル・パルメイロ 一塁手

 パルメイロは20年間のキャリアで「3000本安打」と「500本塁打」を達成したレジェンドだ。カブス、レンジャーズ、オリオールズを渡り歩き、1995年から2003年まで9年連続で「35本塁打」「100打点」をクリアした。

 輝かしいキャリアにも関わらず、現役晩年にはステロイド疑惑が浮上。引退後も殿堂入りを逃すなど、厳しい評価がくだされている。

 また、パルメイロはそのキャリアで一度もワールドシリーズに出場できなかった。パルメイロが出場した「通算2831試合」は、ワールドシリーズに出場したことのない選手としては史上最多である。

査定年度 / 1998年
試合本塁打打点盗塁OPS
1624312111.945
通算成績
試合本塁打打点盗塁OPS
2831569183597.885