【MLB】【メジャスピ】「LEGEND第3弾」に登場するレジェンドたちの現役時代を振り返る ナ・リーグ編

 12月31日、スマホゲーム「MLB PRO SPIRIT」でガチャシリーズ「LEGEND第3弾」がスタートした。

 同ゲームは、現役のメジャーリーガーを獲得・育成し、自分だけのチームをつくることができるもの。日本では「メジャスピ」の呼び名で親しまれており、数々のイベントやガチャを楽しむことができる。

 「LEGEND 」シリーズは各チームの球史に名を刻む“レジェンド”たちが登場するもの。この記事では、ナ・リーグの15球団から登場するレジェンドたちの功績を振り返る。

ナ・リーグ西地区

【LAD】エリック・ガニエ 抑え投手

 ガニエは剛速球とチェンジアップでゲームを締めくくったエリート・クローザーだ。

 2003年は球史に名を残すシーズンとなった。シーズン序盤からセーブを積み重ね、最終的に55セーブをマーク。セーブ成功率は100%で、ガニエがマウンドにあがれば「ゲームセット」も同然だった。結果的に、リリーフとしてサイ・ヤング賞を受賞した。

 2002年8月から2004年7月まで「84試合連続」でセーブに成功。これは現在でもメジャーリーグ・レコードである。引退後にステロイドの使用を認め、輝かしいキャリアに影を落とした。

査定年度 / 2003年
登板セーブ防御率奪三振K/BB
77551.201376.85
通算成績
登板セーブ防御率奪三振K/BB
4021873.477183.18

【SD】シト・ガストン 中堅手

 ガストンは、創設間もないパドレスで奮闘した外野手だ。キャリア全体では平均的な成績に終わったが、1970年は打撃が開眼し29本塁打をマーク。パドレスの選手としてはじめてオールスターに選出された。

 引退後はブルージェイズで監督を務め、1992年からワールドシリーズ2連覇を成し遂げた。

査定年度 / 1970年
試合本塁打打点盗塁OPS
14629934.907
通算成績
試合本塁打打点盗塁OPS
10269138713.695

【SF】ウィル・クラーク 一塁手

 クラークはジャイアンツの3番打者として活躍した一塁手だ。コンパクトで洗練されたスイングからボールを広角に打ち返し、常にハイアベレージをマークした。

 メジャー2年目の1987年にはパワーヒッティングを習得し35本塁打をマーク。チャンスにめっぽう強く、15年間のキャリアのうち7シーズンで90打点以上をマークした。

 自身の息子が自閉症であることから、引退後は自閉症を専門とした支援活動をおこなっている。

査定年度 / 1987年
試合本塁打打点盗塁OPS
15035915.951
通算成績
試合本塁打打点盗塁OPS
1976284120567.880

【ARI】スティーブ・フィンリー 中堅手

 フィンリーは走攻守の三拍子が揃った「5ツール・プレイヤー」として活躍した外野手だ。1999年にダイヤモンドバックスに加入すると、本拠地「チェイス・フィールド」の打者有利な環境を味方につけ34本塁打をマーク。フィンリーの活躍により、ダイヤモンドバックスは創設2年目にして地区優勝を達成した。

査定年度 / 1999年
試合本塁打打点盗塁OPS
156341038.861
通算成績
試合本塁打打点盗塁OPS
25833041167320.775

【COL】ラリー・ウォーカー 右翼手

 ウォーカーは主にエクスポズとロッキーズで活躍したレジェンドだ。走攻守のすべてを高いレベルでこなし、首位打者を3度、ゴールドグラブ賞を7度も獲得した。

 ロッキーズに在籍した1997年にはリーグ最多の49本塁打をマーク。同年に記録したWAR(9.8)とOPS(1.172)は現在もチームのシーズン記録である。

 ウォーカーは通算で「打率.300」「出塁率.400」「長打率.500」をクリアした数少ない選手であり、引退後はカナダ出身者として、またロッキーズに在籍した選手としてはじめて米野球殿堂入りを果たした。

査定年度 / 1997年
試合本塁打打点盗塁OPS
15349130331.172
通算成績
試合本塁打打点盗塁OPS
19883831311230.965

ナ・リーグ中地区

【MIL】クリス・ボシオ 先発投手

 ボシオはマリナーズとブルワーズで活躍した先発右腕だ。スピードよりコントロールで勝負し、余計な四球を一切出さなかった。特に1989年はピッチングが冴え、234.2イニングで15勝、防御率2.95をマーク。同年の与四球割合は5.0%だった。

 引退後はカブスの投手コーチとして辣腕を振るい、ジェイク・アリエッタやカイル・ヘンドリックスらの才能を開花させた。

査定年度 / 1989年
登板防御率奪三振K/BB
33152.951733.60
通算成績
登板防御率奪三振K/BB
309943.9610562.20

【CHC】ロン・サント 三塁手

 サントはカブスの歴史における最高の三塁手だ。パワーと選球眼を兼ね備え、1964年から4年連続で30本塁打をクリア。1966年からは3年連続でリーグ最多四球を記録するなど、圧倒的なアプローチを誇った。

 守備では1964年から5年連続でゴールドグラブ賞を獲得。状況判断に優れ、1967年には393捕殺をマークした。

 10代の頃から糖尿病に苦しみ、引退後に両脚を切断した。背番号「10」はカブスの永久欠番となっている。

査定年度 / 1967年
試合本塁打打点盗塁OPS
16131981.906
通算成績
試合本塁打打点盗塁OPS
2243342133135.826

【CIN】ジョニー・ベンチ 捕手

 ベンチは球史に燦然と輝く名捕手だ。パワーを武器に本塁打を量産し、1970年には45本塁打、148打点で打撃二冠を達成。20世紀のメジャーリーグにおいて、本塁打王に輝いた捕手はベンチのみだ。

 守備では強肩を活かしてランナーを刺しまくり、メジャー2年目の1968年から10年連続でゴールドグラブ賞を獲得した。70年代にはピート・ローズやジョー・モーガンらとともに、チームに黄金期をもたらした。エリート揃いのラインナップは「ビッグ・レッド・マシン」と称された。

 現在では当たり前となっているが、捕手が投球を片手で捕る「ワンハンド・キャッチ・スタイル」を確立したのはベンチだ。それまでは、捕手は両手で球を受けていた。

査定年度 / 1970年
試合本塁打打点盗塁OPS
158451485.932
通算成績
試合本塁打打点盗塁OPS
2158389137668.817

【STL】ジャック・クラーク 一塁手

 クラークは超人的なパワーで本塁打を量産したスラッガーだ。その怪力から「切り裂きジャック」の異名を持ち、コンタクトした打球は軽々とフェンスオーバーした。

 デビューから10年間をジャイアンツで過ごし、1985年からカージナルスに移籍。1987年には35本塁打、OPS1.055をマーク。勝負を避けられることも多く、リーグ最多の136四球を選び、四球割合は24.3%に達した。

 2020年には死亡説が流れたが、現在も健在である。

 

査定年度 / 1987年
試合本塁打打点盗塁OPS
1313510611.055
通算成績
試合本塁打打点盗塁OPS
1994340118077.854

【PIT】ビル・マドロック 三塁手

 マドロックは天才的なバットコントロールで安打を量産した三塁手だ。毎年のように打率ランキング上位に名を連ね、キャリアで4度の首位打者に輝いた。

 1988年にはプロ野球のロッテ・オリオンズ(現ロッテ)でプレーした。

査定年度 / 1982年
試合本塁打打点盗塁OPS
154199518.856
通算成績
試合本塁打打点盗塁OPS
1806163860174.807

ナ・リーグ東地区

【PHI】グレッグ・ルジンスキー 左翼手

 ルジンスキーは球界屈指の長距離砲として名を馳せた左翼手だ。キャリアハイは1977年で、一時は三冠王を射程圏内に捉えていた。最終的に打率.309(リーグ8位)、39本塁打(リーグ3位)、130打点(リーグ2位)でシーズンをフィニッシュした。

 現役引退後は、フィリーズの本拠地「シチズンズ・バンク・パーク」にてバーベーキュー店を開業。現在も、本人が店頭で肉を焼いている。

査定年度 / 1977年
試合本塁打打点盗塁OPS
149391303.988
通算成績
試合本塁打打点盗塁OPS
1821307112837.840

【NYM】クレオン・ジョーンズ 左翼手

 ジョーンズはアスリートタイプの外野手で、1969年には打率.340のハイアベレージをマーク。当時「弱小球団」と呼ばれたメッツを支え、球団史上初のワールドシリーズ制覇に貢献。エースのトム・シーバーとともに「ミラクル・メッツ」の立役者となった。

査定年度 / 1969年
試合本塁打打点盗塁OPS
137127516.904
通算成績
試合本塁打打点盗塁OPS
12139352491.744

【MIA】アル・ライター 先発投手

 ライターはカッターを武器にマーリンズのエースに君臨した左腕だ。研究熱心な性格で、打者のウィークポイントを巧みに見抜く〝頭脳派〟でもあった。

 ブルージェイズからマーリンズへ移籍した1996年には200イニングと200奪三振を同時にクリア。5月のロッキーズ戦では、マーリンズ史上初のノーヒットノーランを達成した。

 息子はレンジャーズのジャック・ライター。甥っ子はアスレチックスのマーク・ライター・ジュニア。

査定年度 / 1996年
登板防御率奪三振K/BB
33162.932001.68
通算成績
登板防御率奪三振K/BB
4191623.8019741.70

【ATL】ロン・ガント 左翼手

 ガントはパワーとスピードを兼ね備えたエリート外野手だ。1990年から2年連続で「30-30」をクリア。1993年にはキャリアハイの36本塁打、117打点をマークした。

 しかし、同年のオフにバイク事故を起こし、1994年シーズンを全休。1995年にレッズで復活し、2003年にアスレチックスでユニフォームを脱いだ。

査定年度 / 1993年
試合本塁打打点盗塁OPS
1573611726.854
通算成績
試合本塁打打点盗塁OPS
18323211008243.803

【WSN】アル・オリバー 一塁手

 オリバーはライナー性の打球を持ち味とするヒットメーカーだ。1982年からエクスポズ(現ナショナルズ)に移籍すると、35歳にしてリーグ1位の打率(.331)、打点(109)、安打(204)、二塁打(43)を記録。

査定年度 / 1982年
試合本塁打打点盗塁OPS
160221095.906
通算成績
試合本塁打打点盗塁OPS
2368219132684.795