カルロス・コレアが「左足首の腱」を痛めて今季絶望 3年前は「右足首の懸念」で3億ドル超え契約吹っ飛ぶ

カルロス・コレアが今季終了へ

 5月6日(日本時間7日)、アストロズは、カルロス・コレアを故障者リストに登録した。

 コレアは5日(同6日)、ドジャース戦に備えて打撃練習をおこなっていたところ、左足首を痛めた。同日のスタメンを外れ、その後に検査を受けたところ、「左足首の腱断裂」が明らかになった。

 今後、コレアは手術を受ける予定。これにより、残りのシーズンを全休することが決定した。

 コレアは攻守に優れた内野手で、今季は遊撃と三塁で起用されていた。開幕からここまで32試合に出場し3本塁打、OPS.787の成績を残していた。

以前から「足首」に爆弾

 コレアと言えば、2022年オフの紆余曲折が思い出される。当時、コレアはツインズをFAとなり新天地を模索していた。若さと実力を兼ね備えたコレアに対し、ジャイアンツは13年3億5000万ドル、メッツが12年3億1500万ドルのメガディールを申し出たが、いずれも身体検査で白紙となった。

 というのも、コレアはマイナー時代に右足首を大怪我しており、この古傷に強い懸念があったと言われている。結果的に、コレアはツインズと再契約(6年2億ドル)を結んだ。

 このときに問題になった箇所は「右足首」だが、今回の怪我は「左足首」である。コレアはキャリアを通じて、足首に苦慮しているわけだ。

今後のアストロズの布陣

 アストロズは今後、ブレイデン・シューメイクとニック・アレンを遊撃で併用しつつ、ジェレミー・ペーニャの復帰を待つことになる。ペーニャはチームの正遊撃手で、4月中旬に右太ももを痛めて離脱している。

 三塁にはイサーク・パレイデスが起用される。パレイデスは強打の三塁手だが、今季のアストロズは「ペーニャを遊撃、コレアを三塁」で起用する方針だったため、オフにはトレードの噂が絶えなかった。

 特にレッドソックスはパレイデスに強い関心を示していたが、実現することはなかった。もしアストロズがパレイデスを放出していたら、チーム事情はより苦しいものになっていただろう。

 アストロズは現在、15勝23敗(.395)でア・リーグ西地区最下位に沈んでいる。投打に故障者が多く、すでに14人が故障者リストに登録されている惨状だ。

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MLB通信編集部

大手出版社にてメジャーリーグの取材を担当し、選手分析やセイバーメトリクスに関する記事を複数発表。日本のメジャーリーグ報道に可能性を感じ、2024年に『MLB通信』を立ち上げました。