ブルージェイズがホセ・ソリアーノを獲得 来季を見据えた先発補強を敢行

ブルージェイズがホセ・ソリアーノを獲得

 8月3日(日本時間4日)、ブルージェイズがトレードをおこない、エンゼルスからホセ・ソリアーノを獲得した。ブルージェイズは対価として、3名のプロスペクトをエンゼルスに放出する。

ブルージェイズ獲得
ホセ・ソリアーノ(先発右腕)

エンゼルス獲得
アージャン・ニマラ(マイナー遊撃手)
エディ・ミケレッティ(マイナー外野手)
アンヘル・リベロ(マイナー右腕)

ブルージェイズは来季以降に標準か

 ソリアーノはメジャー4年目の先発右腕だ。ゴロに打ちとる投球が持ち味で、今季はここまで22試合に登板し防御率3.29をマーク。特にシーズン序盤は絶好調で、開幕から4月28日(同29日)のホワイトソックス戦にかけて7試合で防御率0.84と無双した。

 ブルージェイズは現在、ア・リーグ東地区最下位に沈んでいる。トレード・デッドラインでは「売り手」として動くと見られており、2日(同3日)には、シーズン終了後にFAとなるケビン・ゴーズマンをカブスに放出したばかりだ。

 しかし、トレード市場でコンテンダーから高い関心を集めていたソリアーノの獲得は極めて「中間的な動き」だと言える。この背景には、来季以降のシーズンを見据えた戦力構築の意味合いがある。

 ブルージェイズは、来季以降の先発ローテーションが不安定だった。現在のローテーションで来季以降も契約がつづく投手は、ディラン・シース、トレイ・イェサベージだけだ。マックス・シャーザーとシェーン・ビーバーは今季終了後にFAになる。

 ソリアーノは来季以降、2年間にわたり保有が可能だ。つまり「安価で長く保有できる先発投手」であり、ブルージェイズのニーズに合致している。

 ブルージェイズの来季の巻き返しに注目だ。

■文・構成 Takafumi Kamiki(MLB通信編集部)
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Takafumi Kamiki

『MLB通信』の編集長をしています。大手出版社では、プロ野球・メジャーリーグに関するインターネット記事を書いていました。