トレイ・イェサベージが明日復帰、ワールドシリーズで「1試合12奪三振」 同時にマックス・シャーザーが故障で離脱

マックス・シャーザーが故障者リスト入り

 4月27日(日本時間28日)、ブルージェイズのマックス・シャーザーが「右前腕の腱炎」と「左足首の痛み」により、故障者リストに登録された。

 シャーザーは3度のサイ・ヤング賞を誇るベテラン右腕だが、メジャー19年目の今季は開幕から苦戦がつづいていた。現在の成績は、5試合で防御率9.64、FIP8.38となっている。

 4月は4試合に先発し、そのうち3試合で3回を投げきれなかった。前回登板となった24日(同25日)のガーディアンズ戦では、3回途中8失点と炎上した。

 ブルージェイズは、シャーザーと入れ替わるかたちでチェイス・リーをコールアップした。

トレイ・イェサベージの復帰は目前

 幸いにも、シャーザーの離脱は最小限のダメージにとどまりそうだ。ブルージェイズでは、イェサベージとベリオスが復帰を目前に控えている。

 まず、トレイ・イェサベージが28日(同29日)のレッドソックス戦で復帰する。イェサベージは右肩のインピンジメント症候群により故障者リストで開幕を迎えていた。

 イェサベージは極端なオーバーハンドが特徴的で、落差のあるスプリッターやジャイロスライダーを操る。昨年の9月にデビューし、ドジャースとのワールドシリーズ第5戦では、ルーキーによるシリーズ記録となる「1試合12奪三振」をマークした。

 また、ホセ・ベリオスも復帰が迫っている。ベリオスは圧倒的な稼働量を誇る右腕で、2021年から昨季まで5年連続で30先発をクリア。2024年にはリーグ2位の16勝をマークした。

 しかし、勤続疲労により昨年9月には右ヒジを痛め戦線離脱。スプリング・トレーニングでは右ヒジの疲労骨折が判明し、故障者リストで開幕を迎えていた。

 地元放送局『スポーツネット』によると、ベリオスは28日(同29日)に、マイナーリーグ(AAA)で3度目のリハビリ登板をおこなう予定だという。その後、右ヒジの状態やチームの状況を踏まえて、具体的な復帰時期が決まる模様だ。

エリック・ラウラーはローテ継続

 スケジュールでは、シャーザーは4月29日(同30日)のツインズ戦に先発する予定だった。同局のエルデン・ゼウェリング記者によると、ブルージェイズのジョン・シュナイダー監督は、代役としてエリック・ラウラーを先発で起用する可能性を示唆しているという。

 ラウラーは先発とリリーフの両方をこなすスイングマンだ。今季は先発投手として開幕ローテに名を連ね、ここまで5試合で防御率6.75をマークしている。イェサベージの復帰を踏まえて、ラウラーはブルペンに配置転換される予定だった。

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MLB通信編集部

大手出版社にてメジャーリーグの取材を担当し、選手分析やセイバーメトリクスに関する記事を複数発表。日本のメジャーリーグ報道に可能性を感じ、2024年に『MLB通信』を立ち上げました。