- 選手情報
- 2025/06/22 12:57
キム・ハソン、6月はわずか「1安打」でフィニッシュ アクーニャ・ジュニアが復帰すればロースター外の可能性も
月間1安打でフィニッシュ
実力派内野手が、厳しい現実に直面している。ブレーブスのキム・ハソンが、その人だ。
ハソンはいま、スランプに陥っている。今季はここまで27試合に出場し、0本塁打、OPS.239となっている。特に6月は深刻で、32打席に立ってわずか1安打でフィニッシュ。この1安打も6月3日(同4日)のブルージェイズ戦で放ったもので、以降は31打席連続無安打。月間打率は「.036」に終わった。
キム・ハソンは生き残れるのか
ハソンはメジャー6年目の韓国人遊撃手だ。パドレスでプレーした2023年には二塁、三塁、遊撃を柔軟にこなし、アジア人内野手として史上初のゴールドグラブ賞(ユーテリティー部門)を受賞した。打席でも存在感を示し、同年は17本塁打、OPS.749をマークした。
昨季はレイズとブレーブスでプレー。オフにFAとなるも、ブレーブスと再契約を結んだ。今季の正遊撃手として計算されていたわけだが、オフに韓国で氷に滑って転倒。右手中指の腱を断裂し、シーズンに出遅れた。
5月に復帰するも、前述のとおり、プレイヤーとしての貢献は皆無に等しい。遊撃守備でも全盛期の輝きを失い、守備範囲のひろさを示す「OAA」は「−3」にとどまっている。
この結果、ハソンは出場機会を失いつつある。6月30日(同1日)のカージナルス戦でも、ブレーブスはホルヘ・マテオを遊撃で起用した。また、ロナルド・アクーニャ・ジュニアが怪我から復帰すれば、マウリシオ・デュボンを遊撃で起用することができる。
デュボンは今季、ここまで8本塁打、OPS.737と好調を維持。内外野をこなすスーパーユーティリティーだが、開幕からしばらくは、ハソンに代わり遊撃のレギュラーとして出場していた。現在はアクーニャ・ジュニアが故障した関係で、左翼で出場している。
ハソンはマイナーオプションを使い切っており、マイナーに落とすにはDFAとするしかない。まさに、正念場を迎えているのだ。
■文・構成 MLB通信編集部(@MLB_tsushin)