カブス・鈴木誠也、球団別最多ホームランは「レッズ」 日本人4人目の100本塁打達成

鈴木誠也がメジャー通算100本塁打

 7月1日(日本時間2日)、カブスの鈴木誠也が「4番・右翼」でパドレス戦に出場し、メジャー通算100本塁打を達成した。

 鈴木は初回、ウォーカー・ビューラーのスイーパーを左中間スタンドに突き刺した。今季第13号となる先制3ランホームラン。これで、メジャー通算100本塁打をクリアした。

 日本人野手としては、大谷翔平、松井秀喜、イチローに次ぐ史上4人目の達成となった。また、日本人右打者としては史上初の快挙となった。

 試合はカブスが23対3の大勝を収めた。ダンズビー・スワンソンの3本塁打を含めカブスが計8本塁打を放ち、パドレスを粉砕した。

球団別最多本塁打はレッズ

 鈴木はメジャー5年目を迎える強打の外野手だ。典型的なプルヒッターで、強烈な打球をレフトに弾き返す。今季はここまで71試合に出場し13本塁打、OPS.823をマークしている。

 5シーズンで100本塁打を積み重ねた鈴木。その本塁打を「球団別」に分類すると、レッズから最多の11本塁打を放っている。また、鈴木はメジャー1年目からカブスでプレーしているため、必然的にナ・リーグ中地区のチームとの対戦が多い。このため、レッズにつづく2位から4位は、いずれもナ・リーグ中地区のチームが名を連ねる。

 鈴木はレッズをカモにしており、レッズに対して通算で50試合に出場し11本塁打、OPS.961をマーク。今季も、5月4日(同5日)のゲームでチェイス・ペティから同点3ランを放っている。

トレード・デッドラインでは放出の可能性も

 カブスの中軸打者に君臨する鈴木だが、1ヶ月後には、異なるユニフォームを着ているかもしれない。今夏のトレード・デッドラインで、鈴木は放出される可能性があるのだ。

 現在のメジャーリーグでは右打者が枯渇していると言われ、鈴木のように一定の長打を期待できる右打者は人気銘柄となっている。今季終了後にFAとなることからも、カブスがトレードに踏み切ってもおかしくない。

 カブスは鈴木をトレード・チップとすることで、有力な先発ローテーションを補強することができる。カブスの先発陣には故障者が続出しており、先月はメッツからデービット・ピーターソンを獲得した。

 日本人最強の右打者に、熱視線がそそがれている。

■文・構成 MLB通信編集部(@MLB_tsushin

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MLB通信編集部

大手出版社にてメジャーリーグの取材を担当し、選手分析やセイバーメトリクスに関する記事を複数発表。日本のメジャーリーグ報道に可能性を感じ、2024年に『MLB通信』を立ち上げました。