- 選手情報
- 2026/05/11 15:22
【独自考察】エデュアルド・ロドリゲス、飛躍のカギは「チェンジアップ」にあり メジャー11年目のベテラン左腕が通算100勝達成
エデュアルド・ロドリゲスが通算100勝を達成
6月17日(日本時間18日)、ダイヤモンドバックスのエデュアルド・ロドリゲスがエンゼルス戦に先発し、7回1失点で6勝目をあげた。
ロドリゲスはこれで、通算100勝を達成した。地元メディア『Arizona Sports』は、ベネズエラ出身の投手として、ロドリゲスは史上9人目の100勝投手になったと伝えている。
| # | Player | W |
| 1 | フェリックス・ヘルナンデス | 169 |
| 2 | フレディ・ガルシア | 156 |
| 3 | ヨハン・サンタナ | 139 |
| 4 | カルロス・ザンブラーノ | 132 |
| 5 | アニバル・サンチェス | 116 |
| 6 | カルロス・カラスコ | 112 |
| 7 | ウィルソン・アルバレス | 102 |
| 8 | ケルビム・エスコバー | 101 |
| 9 | エデュアルド・ロドリゲス | 100 |
『Arizona Sports』より
チェンジアップを磨き技巧派投手に変貌
ロドリゲスはメジャー11年目の先発左腕だ。33歳を迎えた今季も衰えを感じさせない。ここまで15試合に登板し、防御率(2.45)とイニング(88.1)でそれぞれリーグ5位につけている。5月10日(同11日)のメッツ戦では9回途中1失点の好投を見せた。
今季のロドリゲスは、モデルチェンジが奏功している。フォーシームで押すスタイルから、多彩な変化球で打者を打ち取る技巧派へと変貌を遂げたのだ。
特に注目したいのが、チェンジアップだ。今季のロドリゲスは、フォーシームへの依存度を減らし、チェンジアップの投球割合を増やしている。
球速や変化量が際立っているわけではないものの、ロドリゲスは抜群のコントロールでチェンジアップを投じている。データサイト『ファングラフス』が算出した「Location+」を見ると、昨季が「102」だったのに対し、今季は「114」にまで上昇している。
特に右打者の内角低めに投げ込むことで威力を発揮する。打者はロドリゲスのチェンジアップを芯で捉えることができず、「xwOBA」は昨季と比べて大幅に改善されている。まさに、ウィニングショットとなっているのだ。
| % | Location+ | xwOBA | |
| 2025 | 21% | 102 | .315 |
| 2026 | 28% | 114 | .291 |
『ファングラフス』と『ベースボール・サバント』より
現在のダイヤモンドバックスの状況
ダイヤモンドバックスは現在、38勝36敗(.514)でナ・リーグ西地区3位につけている。同地区には絶対的王者のドジャースがいるものの、ワイルドカード圏内には0.5ゲーム差に詰め寄っている。
打線にはジョーダン・ローラーやトミー・トロイなど勢いのある若手が多く、一定の得点力を維持している。投手陣は、ロドリゲスを中心に、ザック・ギャレンやマイケル・ソロカ、ライン・ネルソンなど経験豊かな実力派が揃っている。
ロドリゲスが、チームをポストシーズンに導いてくれるはずだ。
■構成・MLB通信編集部(@MLB_tsushin)