ケテル・マルテ、カジノで発見される 音信不通 → 故障者リスト → カジノでチームに水を差す

 8月21日(日本時間22日)、ダイヤモンドバックスのケテル・マルテがカジノにいる様子がソーシャルメディアに投稿され、物議を醸している。

 マルテを巡っては、極めて不可解な状況がつづいている。ことの発端は8月17日(同18日)のレッドソックス戦だ。この日、マルテは突如として音信不通となり、プレイボールが迫っても球場に現れなかった。やむを得ず、チームはマルテを制限リストに登録。その後もマルテがチームに合流することはなく、20日(同21日)には制限リストから故障者リストに移行された。チームは「左ヒザの炎症」と発表し、マルテについて「検査を受けるために本拠地にリターンした」と発表した。

 しかしこの日、米掲示板『レディット』に投稿されたのは、優雅にカジノで過ごすマルテの姿だった。地元メディア『アリゾナ・スポーツ』のジョン・ガンバドロ記者は、マルテが4時間にわたってカジノに滞在していたと伝え「いい加減にしてほしいものだ」と怒りを露わにした。なお、マルテがいたのは、アリゾナ州・スコッツデールの「トーキング・スティック・リゾート」だとされる。

 ちょうどその頃、ダイヤモンドバックスはレッズとのゲームを戦っていた。試合後、トーリ・ロブロ監督はマルテについて「リハビリさえしっかりやってくれれば、自由に行動できる状態だ」とフォローするも、それ以上の言及を避けた。

 チームとの確執も取り沙汰されている。一連の騒動を受けて、とあるファンがインスタグラムに「マルテはもうダイヤモンドバックスでプレーしたくないのかもしれない」と投稿。マルテはその投稿に自ら「いいね」を押している。昨季も、マルテが複数回にわたり自己都合で休養をとることに対して球団内部で不満が漏れていた。

 マルテはメジャー12年目の二塁手だ。二塁手として傑出した打撃力を誇り、今季はここまで118試合で21本塁打、OPS.760をマーク。6月には4試合連続でホームランを放ち、ダイヤモンドバックスでの通算安打数で球団歴代2位に浮上した。

 現在、ダイヤモンドバックスはワイルドカード圏内に1ゲーム差に迫っている。チームの結束力が試される重要な局面で、マルテの行動はチームに水を差していると言わざるを得ない。

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Takafumi Kamiki

『MLB通信』の編集長をしています。大手出版社では、プロ野球・メジャーリーグに関するインターネット記事を書いていました。