ブラスダー・グラテロルはいつ戻ってくるのか リハビリ登板を中断&エリック・ラウアーの加入で60日間・故障者リストに移行

ドジャースがエリック・ラウアーを獲得

 5月17日(日本時間18日)、ドジャースは、ブルージェイズとの金銭トレードでエリック・ラウアーを獲得した。

 ラウアーは左のスイングマンで、先発とリリーフの両方をこなすことができる。しかし、今季はここまで8試合に登板し、防御率6.69と精細を欠いていた。11日(同12日)には、ジャリエル・ロドリゲスの昇格に伴い、DFAを受けていた。

グラテロルはいつ戻ってくるのか

 ドジャースはラウアーをロースターに登録するために、ブラスダー・グラテロルを60日間・故障者リストに移行した。

 グラテロルはドジャースを代表する救援右腕だ。最高で100.2マイル(161.3キロ)のシンカーを投じ、打者を制圧する。2023年には68試合に登板し、防御率1.20という驚異的な成績をマークした。

 ブルペンエースとして期待されたグラテロルだったが、2024年のスプリング・トレーニングで右肩に炎症を起こした。同年8月に復帰するも、オフに右肩の手術を受けて、2025年を全休することになってしまった。

 調整が長引き、今季も故障者リストで開幕を迎えていた。5月2日(同3日)にはリハビリ登板を開始したが、ここまで4試合(3.1イニング)で防御率8.10と本来の姿を取り戻せていない。

 専門メディア『ドジャース・ブルー』は、リハビリ登板でのグラテロルは、球速が大幅に低下していると報じている。2023年には平均で98.6マイル(158.7キロ)を計測したシンカーも、12日(同13日)の登板では94.6マイル(152.2キロ)まで低下していたという。

 さらに、16日(同17日)には「背中の張り」によりリハビリ登板を中断することがわかった。現在も検査を受けている段階で、詳細はわかっていない。

 60日間・故障者リストへの移行は、あくまでもラウアーのロースター枠を空けるための措置だ。しかし、現状では、グラテロルの復帰の目処は立っていない。

ケガ人の多いドジャースの投手陣

 ドジャースは今年も、投手陣に故障者が続出している。先発陣では、タイラー・グラスナウ(腰痛)とブレイク・スネル(遊離体)が離脱している。

 また、ブルペン陣では守護神のエドウィン・ディアス(遊離体)をはじめ、ベン・カスパリウス(右肩痛)とジャック・ドライヤー(左肩の違和感)が故障中だ。

 現在、ドジャースは29勝18敗(.617)でナ・リーグ西地区1位をキープしている。しかし、同地区のパドレスとはわずか0.5ゲーム差に迫られている。

 ポストシーズンへの進出を確実にするために、一刻も早くフルメンバーが出揃ってほしいものだ。

この記事を書いた人 Wrote this article

MLB通信編集部

大手出版社にてメジャーリーグの取材を担当し、選手分析やセイバーメトリクスに関する記事を複数発表。日本のメジャーリーグ報道に可能性を感じ、2024年に『MLB通信』を立ち上げました。