ドジャース、エドウィン・ディアスは摩訶不思議な「隔年投手」 1年ごとに好不調を繰り返す

今季4度目のセーブ失敗

 8月13日(日本時間14日)、ドジャースがブルワーズに対し、痛恨の逆転負けを喫した。

 ドジャースは2点をリードする9回、守護神のエドウィン・ディアスをマウンドに送った。しかし、これが誤算だった。ディアスは一死から3連打を浴びて1点を返されると、つづくギャレット・ミッチェルのタイムリーで同点に追いつかれた。ディアスに代わりアレックス・ベシアを投入するも、ジェイク・バウアーズにタイムリーを打たれ、勝ち越しを許した。

 ディアスはメジャー屈指の実力を誇るリリーバーで、昨オフに3年6900万ドルでドジャースと契約を結んだ。しかし、今季はここまで14試合に登板し防御率11.57と精彩を欠いている。

 この日を含めてすでに4度のセーブ失敗を記録。8月7日(同8日)のダイヤモンドバックス戦では1点リードの9回に登板するも、ライアン・ウォルドシュミットに逆転サヨナラ2ランを被弾。翌日も1点リードの9回に失点を喫し、2夜連続でセーブに失敗した。

ディアスは「隔年投手」

 ディアスのセーブ失敗を受け、ファンの間で話題になっているのが、ディアスの「隔年投手」ぶりだ。要するに、ディアスは1年おきに好調と不調を繰り返しているということだ。

 この傾向があらわれたのは、メジャー3年目の2018年からだ。このシーズン、ディアスはマリナーズで73試合に登板し、防御率1.96をマーク。リーグ最多の57セーブを叩き出した。しかし、そのオフにトレードでメッツに移籍すると、2019年は66試合で防御率5.59と安定感を欠いた。キャリアワーストの15本塁打を被弾し、7度のセーブ失敗を記録した。

 その後も、ディアスは1年おきに好調と不調を繰り返した。以下は、2018年以降のシーズン成績をまとめたものだ。

 今季に関しては、右ヒジの故障が影響している可能性が高い。ディアスは4月に右ヒジの痛みを訴え、関節遊離体が発覚。その後にクリーニング手術を受け、およそ3ヶ月の離脱を強いられた。

 ワールドシリーズ3連覇は、ディアスの復活にかかっていると言っても過言ではない。

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この記事を書いた人 Wrote this article

Takafumi Kamiki

『MLB通信』の編集長をしています。大手出版社では、プロ野球・メジャーリーグに関するインターネット記事を書いていました。