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- 2026/04/28 11:24
ジャスティン・ロブレスキーは「メジャーでもっとも幸運な投手」だった 防御率リーグ1位も「xFIP」はリーグワースト
ジャスティン・ロブレスキーが防御率リーグ1位に
5月3日(日本時間4日)、ドジャースのジャスティン・ロブレスキーがカージナルス戦に先発し、6回無失点で5勝目をあげた。
ロブレスキーは6人ローテーションの一角として、4月6日(同7日)のブルージェイズ戦から先発として起用されている。4月13日(同14日)のメッツ戦では8回無失点と圧倒的なピッチングを見せた。
1試合のリリーフ登板を含めて、開幕から6試合に登板。最新の防御率は「1.25」で、規定投球回をクリアした投手のうち、リーグ1位となっている。
「xFIP」はリーグワースト
一方で、データサイト『ファングラフス』では、ロブレスキーの「もうひとつの姿」を見ることができる。それは、ロブレスキーの「xFIP」だ。ロブレスキーは同指標で、規定投球回をクリアした投手のうち、リーグワーストなのだ。
| ERA | FIP | xFIP | |
| 2026 | 1.25 | 3.23 | 5.16 |
| リーグ順位 | 1 / 34 | 12 / 34 | 34 / 34 |
同指標は「FIP」をさらに精密に計算したものだ。「FIP」は、奪三振・与四球・被本塁打の3項目で「投手の本来の実力」を図るもの。このうち、その投手が実際に打たれた被本塁打数ではなく、リーグ平均の「HR/FB」を当てはめて計算されたものが「xFIP」だ。
要するに、球場の特性やその日の風の強さ、打者のパワーなど、あらゆる影響を受けやすい「被本塁打」について、「フライが本塁打になるおおよその確率」を当てはめることで、すべての投手をより平等に評価している。
ロブレスキーはここまで36.0イニングを投げて1本のホームランも打たれていない。しかし、ロブレスキーは基本的に、フライボールが多い投手である。同サイトによると、ロブレスキーのフライ率は42.2%となっている。メジャーの平均はおよそ26%だ。
つまり「ロブレスキーはフライが多いから、ある程度のホームランも打たれているはずだった」と考えることができる。言い換えれば「運良く1本のホームランも打たれていないことから、防御率が安定している」となる。
ブレイク・スネルが復帰したらロブレスキーどうなるのか
ドジャースでは、ブレイク・スネルが「左腕の痛み」により開幕から故障者リストに登録されている。しかし、マイナーですでに3度のリハビリ登板をおこなっており、調整は順調。『MLB.com』のソーニャ・チェン記者によると、スネルは今週末の登板を経て、チームに合流する見込みだ。
スネルの復帰に伴い、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は苦渋の決断を迫られることになる。現在のローテーションから1名をマイナー降格、あるいはブルペンへ配置転換しなければならない。
山本由伸、大谷翔平、タイラー・グラスナウの3人は、その定位置を揺るぎないものとしている。佐々木朗希も登板を重ねるにつれて内容が良くなっており、ローテーションにとどまることになるだろう。
となると、ロブレスキーとエメット・シーアンのどちらかがローテーションを追われることになる。シーアンはここまで6試合に先発し、防御率5.23をマーク。しかし、奪三振能力が高く、与四球が少ないことから、xFIPは「3.12」と安定している。
果たして、ロバーツ監督はロブレスキーをどう評価するのだろうか。
| ERA | FIP | xFIP | |
| ロブレスキー | 1.25 | 3.23 | 5.16 |
| シーアン | 5.23 | 4.31 | 3.12 |