8月3日(日本時間4日)にトレード期限を迎えるメジャーリーグ。毎年、緻密な駆け引きの末に多くの有力な選手たちが次々と新チームに移籍する。
現地では複数のスポーツメディアがトレードにまつわる予想を公開し、ファンの好奇心を刺激している。当編集部もこの機運に乗じて、この夏に起こり得るトレードを独自に予想する。第1弾はドジャースだ。
ドジャースがムーキー・ベッツをヤンキースに放出
ヤンキース獲得
ムーキー・ベッツ(遊撃手)
※ドジャースが残り契約の一部を負担
ドジャース獲得
エルマー・ロドリゲス(先発右腕)
ハビアー・リバス(マイナー左腕)
アレン・ファクンド(マイナー左腕)
ドジャースがムーキー・ベッツをヤンキースに放出する。ベッツは7度のシルバースラッガー賞を誇るスーパースターだ。今季もドジャースの正遊撃手として開幕を迎えたが、わき腹の故障も響き、ここまで61試合で11本塁打、OPS.704にとどまる。
ベッツを放出することで、ドジャースはアレックス・フリーランドを遊撃に固定することができる。フリーランドは昨季後半にデビューしたプロスペクトだ。今季はここまで220打席で3本塁打、OPS.631をマークしている。
フリーランドの本職は遊撃で、将来の正遊撃手と目されている。このタイミングでベッツから遊撃のポジションを引き継ぐことで、出場機会を確保し、よりスケールアップすることができる。
ネックとなるのが、残り契約の大きさだ。ベッツはドジャースと12年3億6500万ドルの契約を結んでおり、来季以降、6年2億250万ドルを残している。じゅうぶんな対価を得るために、ドジャースは残り契約の一部を負担するだろう。
ヤンキースは「二塁手」としてベッツを獲得する
ヤンキースはベッツを獲得することで、中長期的な正二塁手を擁立することができる。
ヤンキースの二塁には、ジャズ・チザム・ジュニアがいる。昨季は球団史上3人目となる「30-30」を達成し、今季はここまで13本塁打、OPS.698をマーク。このオフにFAとなるが、契約延長の動きはなく、来季以降の二塁手は不在となっている。
また、ヤンキースではアーロン・ジャッジの復帰の目処が立っていない。そのため、今季に限っては、ベッツを右翼で起用することもできる。ベッツにとって右翼は「本職」であり、かつてはゴールドグラブ賞・外野手部門を6度も獲得している。
対価として複数のプロスペクト投手を獲得
ドジャースは対価として、エルマー・ロドリゲス、ハビアー・リバス、アレン・ファクンドの3投手をヤンキースから獲得する。中心となるのが、ロドリゲスだ。
ロドリゲスは4月にデビューしたばかりの先発右腕で、多彩な球種でゴロアウトを量産する。メジャーでは4試合に先発し、防御率4.76をマークしている。
ほかに、マイナー組織に左腕が不足していることから、リバスとファクンドをパッケージに加える。
■文・構成 MLB通信編集部
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