ジャイアンツ、歴史的逆転負け!球団史上はじめて「9回6点差」をひっくり返される 今季いまだにスイープなし

 歴史的な大逆転負けだ。8月26日(日本時間27日)、ジャイアンツが本拠地でレッズとのゲームを戦い、9対10で敗戦した。

 主導権を握っていたのはジャイアンツだった。ホームラン攻勢で得点を重ね、8回には満塁のチャンスで、代打のドリュー・ギルバートが3点タイムリーツーベースを放った。しかし、6点をリードしたまま9回に待っていたのは、まさかのバットエンドだった。

 ジャイアンツは、8回から投げていたスペンサー・ビベンスに、引き続き9回のマウンドを任せた。しかし、先頭打者のヘクター・ロドリゲスにソロホームランを被弾。つづくエリー・デラクルーズにヒットを打たれると、そこから2者連続で四球を与え、無死満塁のピンチを招いた。ジャイアンツはここでディラン・スミスにスイッチするも、エウヘニオ・スアレスに痛恨のグランドスラムを被弾。これで1点差となり、連打と犠牲フライでたちまち同点に追いつかれた。さらに代打のタイラー・スティーブンソンにタイムリーを打たれ、ついに逆転を許してしまったのだ。

 地元局『NBC スポーツ・ベイエリア』によると「9回に6点差をひっくり返されての逆転負け」は、球団史上初のことだという。これまで、9回に5点差をひっくり返されたことは2度あった。1929年6月25日(同26日)のドジャース戦と、2020年8月14日(同15日)のアスレチックス戦だ。

 また、この敗戦をもって、ジャイアンツはスイープを逃した。スイープとは、そのカードで全勝を収めること。ジャイアンツはレッズとのカードで、第1戦を5対0、第2戦を3対1で勝利していた。レギュラーシーズンも残り1ヶ月となったが、ジャイアンツは今季のメジャーリーグでスイープを達成していない唯一の球団となってしまった。

 今季のジャイアンツは開幕から泣かず飛ばずだ。投打が噛み合わず、総得点(540)はリーグワースト、チーム防御率(4.33)はリーグ12位。現在はナ・リーグ西地区4位に沈んでおり、データサイト『ファングラフス』はジャイアンツがプレーオフに進出する確率を「0%」と算出している。

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Takafumi Kamiki

『MLB通信』の編集長をしています。大手出版社では、プロ野球・メジャーリーグに関するインターネット記事を書いていました。