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- 2026/05/03 14:28
ジャイアンツ、ローガン・ウェブが「3試合連続8イニング」をマーク なぜウェブは長いイニングを投げることができるのか?
ローガン・ウェブが「3試合連続8イニング」を達成
6月21日(日本時間22日)、ジャイアンツのローガン・ウェブがマーリンズ戦に先発し、8回2失点で2敗目を喫した。ウェブはこれで、6月8日(同9日)のナショナルズ戦から3試合連続で8イニングを投げきったことになる。
『MLB.com』は、ジャイアンツで「3試合連続8イニング」を達成した投手は、2015年のマディソン・バンガーナーが最後だったと紹介している。ウェブは、およそ11年ぶりに同記録を達成したわけだ。
ローガン・ウェブの無尽蔵のスタミナ
ウェブはジャイアンツのエース右腕だ。今季は5年連続で開幕投手を務め、ここまで13試合で防御率3.35、FIP3.07を記録している。
5月の上旬には右ヒザの滑液包炎(かつえきほうえん)によって故障者リストに登録されるも、同月末に復帰して以降は安定した活躍をつづけている。8イニングを投げきった直近3試合に限定すると、24イニングで自責点は3点、与えた四球はひとつのみだった。

ウェブは球界屈指のワークホースとして知られ、2023年から3年連続でリーグ最多投球回を記録している。ウェブが長いイニングを投げることができる理由は、圧倒的なゴロ率にある。
ウェブは変化球主体のピッチングで、ゴロアウトを量産するタイプの投手だ。データサイト『ベースボール・サバント』によると、2023年から昨季までの3年間で、58.1%のゴロ率をマーク。先発投手としてはメジャートップクラスに位置する。
ゴロに打ちとるピッチングを徹底するため、ウェブは最小限の球数で打者との対戦を完了させる。データサイト『ベースボール・リファレンス』が算出した「pit/PA」(1打席あたりの平均投球数)では、ウェブは過去3年間で「3.79」を記録。メジャーでも上位クラスに位置しており、極めて効率的に打者を手玉にとっていることがわかる。

加えて、怪我をしない屈強なフィジカルを誇る。2021年7月に腰痛によってチームを離脱してから今年の5月にかけて、およそ5年間、一度も故障者リストに登録されなかった。
このような要素が相混じり、ウェブはメジャーでも屈指のワークホースとなったのだ。
打線はウェブを援護できず……
しかし、この日のウェブは報われなかった。打線がエースを援護できなかったのだ。
1点ビハインドの3回にケイシー・シュミットが同点タイムリーを放つも、以降は無得点に抑えられた。7回以降は、マーリンズの救援陣に対して1本のヒットも打てなかった。
今季のジャイアンツは、思うように得点をあげることができない。イ・ジョンフやラファエル・デバースなど、実力のあるバッターがラインナップに並ぶが、打線がうまく繋がらない。結果、総得点(317)はリーグ13位と低迷している。
ジャイアンツは現在、31勝46敗(.403)と大幅に負け越し、ナ・リーグ西地区4位につけている。巻き返しが見込めない限り、解体に着手することになりそうだ。
■構成・MLB通信編集部(@MLB_tsushin)