マリナーズ、急失速でポストシーズン進出に黄色信号 トレード加入のテイラー・ウォードは0本塁打、0打点、0四球

マリナーズがサヨナラ負け

 8月14日(日本時間15日)、マリナーズが地区首位のアストロズと対戦し、サヨナラ負けを喫した。

 マリナーズは同点で迎えた10回に2点の勝ち越しに成功するも、その直後にアンドレス・ムニョスがことごとく打ち込まれた。イサーク・パレイデスとドールトン・バーショのタイムリーであっという間に同点に追いつかれると、二死一・二塁の場面でクリスチャン・ウォーカーに痛恨のサヨナラ3ランを被弾してしまった。

 現在、マリナーズはア・リーグ西地区3位で、この日の敗戦をもって地区首位のアストロズに3.5ゲーム差となった。ワイルドカード圏内にも3.5ゲーム差をつけられており、ポストシーズン進出が危うい状況となっている。

後半戦に入り急失速

 急失速が際立つ。地区2位で前半戦を折り返すも、後半戦はここまで26試合で9勝17敗(.346)と苦しい戦いがつづく。8月6日(同7日)からは今季ワーストの6連敗を喫した。

 課題は得点力だ。後半戦の得点数は「84」で、1試合あたりの平均得点はわずか3点にとどまる。カル・ローリーは復調の兆しがなく、ルーキーのコルト・エマーソンは後半戦でOPS.409と停滞。14日(同15日)には左手首の炎症により故障者リストに登録された。

 トレード・デッドラインではオリオールズからテイラー・ウォードを獲得し、巻き返しを図った。しかし、マリナーズでは8試合(32打席)で0本塁打、0打点、0四球。高い出塁率が武器だったが、マリナーズでの出塁率は.156にとどまる。13日(同14日)のヤンキース戦からは、右太ももを痛めてスタメンを外れている。

 昨季はローリーの大活躍により、24年ぶりの地区優勝を果たしたマリナーズ。悲願の世界一に向けて望んだ今季だったが、ファンの期待を裏切る結果になりそうだ。

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Takafumi Kamiki

『MLB通信』の編集長をしています。大手出版社では、プロ野球・メジャーリーグに関するインターネット記事を書いていました。