- 選手情報
- 2026/05/31 16:18
左キラーのはずが……ロブ・レフスナイダー、対左打率リーグワースト「.091」 「運が悪いだけ」説も
レフスナイダーの深刻な打撃不振
マリナーズのロブ・レフスナイダーがスランプに陥っている。開幕からここまで33試合に出場し、2本塁打、OPS.355と、思うような結果を残せていない。
5月22日(日本時間23日)のロイヤルズ戦には「4番・指名打者」で出場するも、3打数3三振に終わった。打率は.101にまで低下した。
左投手に対しても打率1割切る
レフスナイダーと言えば、メジャーでの屈指の「左キラー」として知られている。昨シーズンはレッドソックスでプレーし、138打席で左投手と対戦。7本塁打、OPS.959の好成績を残した。
しかし、今シーズンはまったくと言っていいほど左投手を打てていない。今シーズンはここまで63打席で左投手と対戦し、わずか2本塁打、OPS.359である。
左投手から放ったヒットは5本のみで、いずれもシングルヒットだ。対左投手打率.091は、50打席以上で左投手と対戦した打者のなかでメジャーワーストである。
この日の相手先発も、左腕のノア・キャメロンだった。ダン・ウィルソン監督はレフスナイダーの復調を期待したようだが、結果は3三振に封じ込められた。
| 打率 | 本塁打 | OPS | wRC+ | |
| 2026 | .101 | 2 | .355 | 4 |
| vs RHP | .143 | 0 | .343 | 5 |
| vs LHP | .091 | 2 | .359 | 4 |
『Fangraphs』より
投手の左右を度外視しても、現在のレフスナイダーは深刻なスランプに陥っている。打率は1割を切る寸前であり、シーズンのwRC+は4にとどまっている。
なぜレフスナイダーは左投手を打てなくなったのか
マリナーズはこの日、右翼手のビクター・ロブレスを故障者リストから復帰させた。このタイミングでレフスナイダーがDFAとなる可能性もあったが、代わりに、コナー・ジョーがマイナーに降格した。
マリナーズはレフスナイダーに、より多くのチャンスを与えようとしている。なぜならば、レフスナイダーのスランプは「運の悪さ」も関係しているからだ。
どういうことか言うと、レフスナイダーは、インプレー打率(BABIP)が.111と極端に低いのだ。左投手に対しては.086とさらに低くなる。
| 打率 | インプレー打率 | |
| 2026 | .101 | .111 |
| vs RHP | .143 | .200 |
| vs LHP | .091 | .086 |
『Fangraphs』より
インプレー打率は、グラウンドに飛んだ打球がヒットになった割合のことだ。バッターの実力に関係なく、おおよそ3割前後に収束する傾向にある。インプレー打率が低いバッターは「運が悪い」状態で、成績が向上する可能性がある。インプレー打率が高いバッターは「運が良い」状態で、成績が低下する可能性がある。
このことから、現在のレフスナイダーは「運が悪い」だけの可能性もあり、打席数が増えるにつれ、成績が改善していくことも想定できるのだ。
ロブ・レフスナイダーが左投手を打てなくなった理由は?
インプレー打率(BABIP)の低さから「運が悪いだけ」の可能性がある。