マーリンズ、ジョー・マックがメジャー初昇格へ 昨季21本塁打のアグスティン・ラミレスがマイナー降格

マーリンズのジョー・マックが昇格へ

 5月3日(日本時間4日)、マーリンズが、トッププロスペクトのジョー・マックを昇格させることがわかった。米スポーツ番組『スポーツ・グリッド』のクレイグ・ミシュ記者が報じている。

 マックと入れ替わるかたちで、マーリンズはアグスティン・ラミレスをマイナーに降格させる。ラミレスはメジャー1年目の昨季に21本塁打、OPS.700をマークした若手捕手だ。今季は捕手、または指名打者で31試合に出場し、2本塁打、OPS.663をマークしていた。

 具体的な昇格のタイミングは、現時点でわかっていない。

攻守を兼備したプロスペクト捕手

 マックは2021年のドラフトで全体31位指名を受けた捕手だ。最新のプロスペクトランキングで傘下4位、全体54位にランクインしている。

 打撃力に定評があり、マイナーリーグでは昨季まで2年連続で20本塁打をクリア。今季は開幕からAAAでプレーし、24試合で3本塁打、OPS.766をマークしている。

 また、若手捕手と聞くと「守備力」でつまずくケースが多い。ラミレスが典型的な例だ。素晴らしいバッティングセンスを誇るが、守備は壊滅的で、ブロッキングと盗塁阻止力はメジャーの水準を大幅に下回っている。

 しかし、マックは捕手としての守備力にも定評がある。特に肩の強さはバツグンで、2024年には盗塁阻止率34%をマーク。フレーミングとブロッキングも巧みにこなし、同年はマイナリーグ版のゴールドグラブ賞を獲得した。

ジョー・マックの起用法は?

 マーリンズは再建期真っ只中のチームであり「勝利」よりも「育成」を重視している状況だ。マーリンズは、マックにメジャーでの経験値を積ませ、将来の正捕手として育てるべく、いまこのタイミングでの昇格に踏み切ったわけだ。

 なお、マーリンズには正捕手のリアム・ヒックスがいるため、ヒックスとマックが捕手の役割を分担することになる。ラミレスがマイナーに降格したため、マスクを被らない日は、指名打者として起用されることになるだろう。

 

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MLB通信編集部

大手出版社にてメジャーリーグの取材を担当し、選手分析やセイバーメトリクスに関する記事を複数発表。日本のメジャーリーグ報道に可能性を感じ、2024年に『MLB通信』を立ち上げました。