メッツがオースティン・スレイターを獲得 トミー・ファムは1本のヒットも打てぬままDFAに

メッツがオースティン・スレイターを獲得

 4月26日(日本時間27日)、メッツが、外野手のオースティン・スレイターと契約合意に達したことがわかった。米スポーツメディア『ジ・アスレチック』のウィル・サモン記者が報じている。

 スレイターは4月23日(同24日)にマーリンズをDFAとなっていた。エステウリ・ルイーズが故障者リストから復帰したため、アクティブ・ロースターから押し出されたのだ。

 スレイターはオフにFAとなりタイガースとマイナー契約を結ぶも、開幕直前に契約を破棄し、マーリンズとメジャー契約。ロッキーズとの開幕戦に「1番・右翼」で出場するも、12試合で0本塁打、OPS.460と苦戦していた。

 昨季はホワイトソックスとヤンキースでプレー。右ヒザの半月板や左太ももを痛めるなど、2度の故障者リストを経験しながら65試合に出場し5本塁打、OPS.642の成績を残した。

メッツがスレイターを獲得したワケとは

 メッツは得点力の底上げを狙い、スレイターを獲得した。

 メッツは現在、9勝19敗(勝率.321)でナ・リーグ東地区最下位に沈んでいる。得点力不足が顕著で、4月26日(同27日)の試合を終えた時点で、総得点(92)とチームOPS(.625)はリーグワーストだ。

 主な要因としては、フアン・ソトの離脱があげられる。ソトは4月上旬のジャイアンツ戦で走塁中の右脚のふくらはぎを痛め、約3週間の離脱を余儀なくされた。

 ソトは22日(同23日)のツインズ戦で復帰するも、それと同時に、フランシスコ・リンドーアが左脚のふくらはぎを痛めてしまった。このような背景があり、メッツはなかなか勝ち切れずにいる。

 また、カーソン・ベンジも、ここまで25試合で2本塁打、OPS.529と苦戦している。特に左投手に対しては打率.100、OPS.408とからっきしだ。

 一方で、スレイターは「左キラー」として知られ、昨季は左投手に対して打率.224、OPS.725をマーク。これを踏まえ、スレイターはベンジとともに左翼で併用される可能性が高い。

メッツはトミー・ファムをDFAに

 スレイターのロースター枠を確保するために、メッツはトミー・ファムをDFAとした。

 ファムはメジャー13年目を迎えるベテラン外野手だ。昨季はパイレーツで120試合に出場し10本塁打、OPS.700、WAR1.0をマークした。

 オフにFAとなり、開幕直後にメッツとマイナー契約を結んだ。4月13日(同14日)にはロニー・マウリシオと入れ替わるかたちでメジャーに昇格。故障離脱したソトに代わり出場機会を得たが、9試合で14打席に立ち、1本のヒットも打てなかった。

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MLB通信編集部

大手出版社にてメジャーリーグの取材を担当し、選手分析やセイバーメトリクスに関する記事を複数発表。日本のメジャーリーグ報道に可能性を感じ、2024年に『MLB通信』を立ち上げました。