メッツにまた災難 リンドーアにつづきマウリシオが「左手親指の骨折」で離脱へ ビシェットが遊撃復帰か

マウリシオの代わりに誰が遊撃を守る?

リンドーアが復帰するまでは、ビシェットが遊撃を守ることになりそうだ。

ロニー・マウリシオが左手親指を骨折

 5月2日(日本時間3日)、メッツのロニー・マウリシオが左手の親指を骨折した。

 マウリシオは、この日におこなわれたエンゼルス戦に「9番・遊撃」で出場した。7回の第三打席でファーストへのゴロを放った際に、左手を伸ばすかたちで一塁へのヘッドスライディングを敢行。セーフを勝ち取ったが、このプレーでマウリシオは左手を負傷。その後の検査で、左手親指の骨折が明らかになった。

 地元放送局『SNY』によると、マウリシオはこれから故障者リストに登録されるという。代わりに誰が昇格するかは、現時点でわかっていない。

 マウリシオはメジャー3年目の内野手で、今季はここまで10試合(32打席)で1本塁打、OPS.532をマークしていた。

メッツの遊撃手はどうなる?

 メッツではすでに、正遊撃手のフランシスコ・リンドーアが故障者リストに登録されている。4月22日(同23日)のツインズ戦で左ふくらはぎを痛めてから離脱しており、『トレード・ルーマーズ』の記事によると、最短でも復帰は5月末になる見込みだ。

 リンドーアの離脱を受けて遊撃のポジションを任されたのがマウリシオだった。マウリシオは4月23日(同24日)のツインズ戦からこの日まで、8試合のうち7試合で遊撃手として先発出場。1日(同2日)のエンゼルス戦では同点の7回には決勝点となる第1号ソロホームランを放っていた。

 この日は、左手を痛めたマウリシオに代わり、三塁手のボー・ビシェットが遊撃に入った。ビシェットはこのオフにブルージェイズをFAとなり、3年1億2600万ドルでメッツと契約した内野手だ。ブルージェイズでは遊撃手としてプレーしており、今季から三塁に転向した経緯がある。

 現状のアクティブ・ロースターを踏まえると、今後はビシェットが遊撃で起用される可能性が高い。その場合、ブレット・ベイティが三塁で起用されることになるだろう。

苦境のメッツ、主力にケガ人が続出

 メッツは現在、11勝22敗(勝率.333)でナ・リーグ東地区最下位に沈んでいる。最大の原因は「得点力の低下」で、故障者が多く、打線が機能不全に陥っている状態だ。

 リンドーアだけでなく、開幕から指名打者で起用されていたホルヘ・ポランコは「右手首の痛み」、正中堅手のルイス・ロバート・ジュニアは腰痛によりそれぞれ故障者リストに登録されている。

 その結果、開幕からここまでのチーム総得点(113)はリーグ14位、チームのwRC+(80)はメジャー最下位となっている。

 

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MLB通信編集部

大手出版社にてメジャーリーグの取材を担当し、選手分析やセイバーメトリクスに関する記事を複数発表。日本のメジャーリーグ報道に可能性を感じ、2024年に『MLB通信』を立ち上げました。