先頭打者ホームランの球団記録を更新
7月12日(日本時間13日)、ナショナルズのジェームズ・ウッドが「1番・右翼」でヤンキース戦に出場し、第28号先頭打者ホームランを放った。
初回、1番打者として打席に立ったウッドは、ウィル・ウォーレンが6球目に投じたフォーシームをセンタースタンドに放り込んだ。今季、ウッドが放った先頭打者ホームランはこれが10本目。2006年のアルフォンソ・ソリアーノ(9本)を上回り、球団新記録を樹立した。
ウッドは強打の外野手だ。今季は開幕から全97試合に1番打者として出場し、28本塁打、OPS.985をマークしている。スピードも併せ持ち、すでに15盗塁をマーク。5月19日(同20日)のメッツ戦でランニング満塁ホームランを放っている。
誰よりも強く打球を飛ばす。ハードヒット率はメジャー1位の59.8%を誇り、ホームランの平均打球速度は108.5マイル(174.6キロ)にも達する。これは、10本塁打以上を記録している打者のなかでは、ドジャースの大谷翔平(108.8マイル)に次いでメジャー2位にランクインする。
カイル・シュワーバーのメジャー記録更新も視野に
1シーズンの先頭打者ホームラン記録は、2024年にカイル・シュワーバー(フィリーズ)が記録した「15本塁打」だ。このシーズン、シュワーバーは1番打者として149試合に出場し、38本塁打、OPS.851をマークした。
ウッドはすでに10本の先頭打者ホームランを放っており、後半戦も1番打者として出場しつづければ、シュワーバーの記録を大幅に更新する可能性がある。

近年のメジャーリーグでは、長打力と出塁率を兼ね備えた強打者を1番で起用する風潮がある。もっとも優れた打者に多くの打席をまわすことで、得点効率をあげる狙いがある。
ウッドもまた「1番打者最強論」の最前線に立っている。リードオフマンの新境地を切り開けるか。
■文・構成 MLB通信編集部
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