オリオールズ、ルイス・ロベルト・ジュニアを獲得 ワイルドカード圏内に1ゲーム差

 8月31日(日本時間1日)、オリオールズがルイス・ロベルト・ジュニアの獲得を発表した。ロベルト・ジュニアは29日(同30日)にメッツからウェーバー公示されていた。ロースター枠を空けるために、オリオールズはルイス・バスケスをDFAとした。

 ロベルト・ジュニアは走攻守に優れた中堅手だ。球界屈指のトッププロスペクトとして2020年にホワイトソックスでデビュー。2023年は38本塁打、OPS.857の好成績を残してシルバースラッガー賞を獲得した。昨オフにトレードでメッツに移籍し、今季はここまで58試合で10本塁打、OPS.702をマーク。パイレーツとの開幕第2戦では逆転サヨナラ3ランホームランを放つなど活躍したが、4月末に腰痛を発症し、長期離脱を強いられた。

 メッツは現在、ナ・リーグ東地区最下位に沈んでいる。ポストシーズンへの進出はほぼ絶望的で、トレード・デッドラインでは売り手として主力を放出した。ロベルト・ジュニアについてもチームに留めておく必要性がなく、年俸を削減するためにアウトライト・ウェーバーとして公示した。「アウトライト・ウェーバー」とは、選手の保有権を一時的に放棄すること。他球団が獲得を申し出れば、残りの契約とともに移籍する。

 オリオールズは現在、ワイルドカード圏内に1ゲーム差としている。トレード・デッドラインではテイラー・ウォードを放出したため、外野手がやや手薄な状態だった。今後はロベルト・ジュニアを中堅に据え、コルトン・カウザーを左翼、ディラン・ビーバースを右翼で起用する可能性が高い。

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Takafumi Kamiki

『MLB通信』の編集長をしています。大手出版社では、プロ野球・メジャーリーグに関するインターネット記事を書いていました。