あるぞ逆転優勝!フィリーズ、8連勝でブレーブスに急接近 キーマンはアレク・ボームだ

フィリーズが破竹の8連勝

 8月22日(日本時間23日)、フィリーズが本拠地でカージナルスとのゲームをおこない、12対3で快勝した。

 序盤から打線が爆発し、エドムンド・ソーサのタイムリーなどで初回に3点を先制した。7点リードの6回にはブライス・ハーパーが第26号3ランを放ち、試合の大勢を決めた。投げては、先発のアンドリュー・ペインターが7回1失点と役割を果たした。コントロールが冴え、ひとつの四球も与えなかった。

 これでフィリーズは8連勝となり、地区首位のブレーブスに3ゲーム差とした。ブレーブスは直近10試合を3勝7敗と、やや失速している。レギュラーシーズンも残り1ヶ月となり、フィリーズの逆転優勝も現実味を帯びてきた。

フィリーズの華麗な巻き返し

 今季のフィリーズはスタートダッシュに失敗。4月14日(同15日)からは、球団として27年ぶりの10連敗を喫した。4月を終えた時点で借金は「7」を数え、地区4位に低迷していた。

 ところが、同月末にロブ・トムソン監督を解任し、ドン・マッティングリー氏に指揮を委ねてからチームが好転。5月と6月を36勝19敗とし、前半戦を地区2位でフィニッシュ。トレード・デッドラインではルイス・アライズを獲得し、得点力の底上げに成功した。

 アレク・ボームの活躍を見逃せない。ボームは今季、ここまで125試合で14本塁打、OPS.695をマーク。しかし8月に限定すると、20試合で打率.378、OPS.947と打ちまくっている。8月21日(同22日)のカージナルス戦では、逆転サヨナラタイムリースリーベースを放っている。

 ボームはメジャー7年目の内野手だ。本職は三塁だが、アライズが加入した関係で、現在は一塁を守っている。守備での負担が減ったことも、ボームの好調につながっているかもしれない。

 苦難を乗り越えて驚異的な追い上げを見せるフィリーズ。その戦いぶりから目が離せない。

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この記事を書いた人 Wrote this article

Takafumi Kamiki

『MLB通信』の編集長をしています。大手出版社では、プロ野球・メジャーリーグに関するインターネット記事を書いていました。