コナー・グリフィンがシーズン20盗塁に到達 パイレーツでは100年ぶりのスピード達成

メジャー1年目にして20盗塁に到達

 7月5日(日本時間6日)、パイレーツのコナー・グリフィンが「1番・遊撃」でナショナルズ戦に出場し、シーズン20盗塁に到達した。

 4回、フォアボールで出塁したグリフィンは、快足を活かして二塁を陥れた。グリフィンにとってこれがシーズン20個目の盗塁となり、盗塁数でリーグ5位につけた。

 グリフィンはパイレーツのスーパープロスペクトだ。今年4月に19歳の若さでデビューすると、すぐさま遊撃のレギュラーに定着。ここまで59試合で5本塁打、OPS.736をマークしている。

100年ぶりのスピード達成

 走攻守に並外れたポテンシャルを秘めるグリフィンだが、とりわけ、そのスピードはメジャーでも卓越している。データサイト『ベースボール・サバント』によると、グリフィントップスピードは、メジャーでも上位1%に該当している。

 実際に、20盗塁に対して失敗はわずかに1つのみ。盗塁成功率は95%を超えている。7月4日(同5日)のナショナルズ戦では、バッテリーのスキを突き、ホームスチール(本盗)を成功させている。

 また、専門ニュースサイト『パイレーツ・ラウンド・テーブル』によると、デビューから60試合までに20盗塁を成功させたのは、パイレーツでは111年ぶりのことだと報じている。

 最後に同記録を達成したのはダグ・ベアードだ。ベアードは1915年にデビューした三塁手で、デビューからちょうど60試合目に20盗塁に到達。最終的に、そのシーズンで29盗塁を成功させた。

パイレーツのシーズン盗塁記録は?

 パイレーツのシーズン盗塁記録は、1980年にオマー・モレノが記録した「96盗塁」だ。モレノはパイレーツやヤンキースで活躍した外野手で、圧倒的なスピードを武器にダイヤモンドを駆け巡った。メジャー12年間で通算487盗塁を決めている。

 また、パイレーツのルーキーによるシーズン盗塁記録は、トニー・ウォマックの「60盗塁」だ。ルーキー資格最終年となる1997年にリーグ最多の60盗塁を成功させ、以降、3年連続で盗塁王のタイトルを獲得した。

 超新星・グリフィンはどこまで数字を伸ばせるだろうか。

■文・構成 MLB通信編集部(@MLB_tsushin

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MLB通信編集部

大手出版社にてメジャーリーグの取材を担当し、選手分析やセイバーメトリクスに関する記事を複数発表。日本のメジャーリーグ報道に可能性を感じ、2024年に『MLB通信』を立ち上げました。