【MLBクイズ】サルバドール・ペレスのホームランボールをキャッチしたファンが逮捕された理由は?

Q. サルバドール・ペレスのホームランボールをキャッチしたファンが逮捕された理由は?

答えは本文の下

サルバドール・ペレスがジョージ・ブレットに並ぶ

 7月22日(日本時間23日)、ロイヤルズのサルバドール・ペレスが「4番・指名打者」で本拠地・ジャイアンツ戦に出場し、球団歴代最多タイとなる通算317号ホームランを放った。

 3点ビハインドの7回、ペレスはランデン・ループから第14号2ランを放った。ペレスにとってこれが通算317本目のホームランとなり、「通算本塁打数」でジョージ・ブレットに並び球団歴代1位に浮上した。

 ペレスはメジャー15年目のベテラン捕手だ。メジャー1年目の2011年からロイヤルズひと筋でプレーしている。今季はここまで95試合に出場し、14本塁打、OPS.621をマークしている。

 巧みなリードとパワーバッティングでチームを引っ張り、シルバースラッガー賞とゴールドグラブ賞にそれぞれ5度も輝いている。2021年には大谷翔平(当時エンゼルス)をしりぞけ、本塁打王(48本)となった。

 ブレットはロイヤルズの球団史に燦然と輝く三塁手だ。1973年にデビューし、1976年には首位打者(打率.333)となった。1980年と1990年にもリーグ最高打率をマークしており、メジャー史上唯一の「異なる3年代で首位打者を獲得した男」になった。

 1985年には30本塁打、OPS1.021をマークし、ロイヤルズを球団初のワールドチャンピオンに導いた。天才的なヒッティングで通算3154安打を放ち、引退後には米野球殿堂入りを果たしている。

ホームランボールをキャッチしたファンが現行犯逮捕

 ロイヤルズのレジェンドに並んだペレスだが、そのホームランボールを巡ってひと悶着があった。ホームランボールを手にしたファンが逮捕されたのだ。

 実は、ペレスのホームランボールは外野スタンドにある噴水に着水していた。近くにいた男性ファンはボールを確保するために、〝侵入禁止〟の噴水にダイブしてしまったのだ。

 カンザスシティは「噴水の街」として知られ、カウフマン・スタジアムの外野席にも噴水が設置されている。ナイトゲームではライトアップされるなど、その壮観な景色は球場の名物となっている。

 地元ラジオ局『KMBZ』のダナ・ライト氏は、ペレスのレプリカユニフォームを着た男性ファンが、その場で手錠をかけられている写真を自身のXに投稿している。投稿には「噴水に関する注意書き」の画像も添付されていて「この噴水に飛び込んだ者は即刻逮捕され、法律によって処罰されます」と書かれている。

 ペレスは試合後のインタビューで「どうか彼を許してやってほしい。自分が彼の立場だったら、同じことをしていたかもしれないからね」とコメントをしている。

 なお、地元メディア『FOX4KC』の記事によると、男性ファンは召喚状を発行されたのちに、釈放されたという。

A. ボールを確保するために、噴水に侵入したから

■文・構成 MLB通信編集部
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この記事を書いた人 Wrote this article

MLB通信編集部

大手出版社にてメジャーリーグの取材を担当し、選手分析やセイバーメトリクスに関する記事を複数発表。日本のメジャーリーグ報道に可能性を感じ、2024年に『MLB通信』を立ち上げました。