ジェイコブ・デグロムが通算1900奪三振 鈴木誠也から三振奪い達成 「256試合」での達成は史上2番目の早さ

ジェイコブ・デグロムが1900奪三振

 5月10日(日本時間11日)、レンジャーズのジェイコブ・デグロムがカブス戦に先発し、7回無失点で3勝目をマークした。

 デグロムは10三振を奪いつつ、ひとつの四球も与えない圧巻のピッチングを披露。ナ・リーグ中地区首位のカブスを、わずか3安打に封じ込めた。

 また、マイルストーンにも到達した。

 デグロムは初回、3番打者の鈴木誠也から空振り三振を奪い、通算1900奪三振を達成。通算256試合目での達成は、ランディ・ジョンソンの「252試合」に次いで史上2番目の早さだった。

ジェイコブ・デグロムはどんな投手なのか?

 デグロムはメジャー13年目のベテラン右腕だ。メッツでプレーした2018年と2019年には、2年連続でサイ・ヤング賞を獲得した。該当のシーズン成績は以下の通り。

イニング防御率FIP奪三振K%K/BB
2018217.01.701.9926932.2%5.85
2019204.02.432.6725531.7%5.80
デグロムがサイ・ヤング賞を獲得したシーズンの成績

 デグロムと言えば、卓越した三振奪取能力だ。球威とコマンドを駆使し、次々と三振を奪う。デグロムの凄さをもっとも雄弁に物語っている指標が「K/BB」だ。

 これは、奪三振と与四球の比率を示したもの。高ければ高いほど、奪三振が多く、与四球が少ないことになる。デグロムは、通算でK/BB5.41をマークしている。これは1000イニング以上を投げた投手のなかで、メジャー歴代1位である。

 昨季も、30先発で防御率2.97、27.7K%と活躍。今季もここまで8試合に先発し、防御率2.62と安定感を示している。

イニング防御率FIP奪三振K%K/BB
202644.22.622.865732.8%7.13
デグロムの今季成績
MLB.com』より

 

この記事を書いた人 Wrote this article

MLB通信編集部

大手出版社にてメジャーリーグの取材を担当し、選手分析やセイバーメトリクスに関する記事を複数発表。日本のメジャーリーグ報道に可能性を感じ、2024年に『MLB通信』を立ち上げました。